けんぷーしだのmy Pick
気力(勝ち方と負け方)
国天下を持って自ら任ず。
訳
気力を奮い起こし、国家・天下の維持・発展を自分の任務とせよ。これが根本である。
+×+×+ + +×+×+
勝負事には勝者と敗者が必ずある。
戦いに敗れて、涙にくれる戦士の背景には、その並々ならぬ努力の過程と、決意、それに応えられなかった責任と自分への憤りがあるのだろう。
国の代表を担って戦うと言うことは、凡人には分かり得ない極度のプレッシャーが有ると思う。
プレーは勿論、最高のパフォーマンスを出し、立居振る舞いも模範となる者と期待される。
ただ、その場面だけで切り出したように良いパフォーマンスが出ることなど余程ない。
ましてや、戦前、戦後の立ち居振る舞い、発する言葉も普段の生活が表に出る。
プレーする能力は当たり前に必要だが、それは、弛みない努力の賜物でしか発揮されない。
だが、その能力はその次の問題である。
大事なのは、人として生を亨けた以上、人としての生き方が正しく優れているか、そうでないかにかかる。
また、試合、仕事などが上手くいくか、いかないかは、心に目指す所がきちんと定まっているか、いないか、つまり志が有るか否かによる。
この志と気概だけは終生持ち続けたい。
たった一度の一回きりの人生であるが、人生はルーザーが圧倒的に多い。
負けから何を学び、どう巻き返すか・・
戦士ならば、志を立てない訳にはいかない。