覚悟(preparation)

(ガレージな夜785)


先週に引き続き、今週末のナイターにOBが進学、就職の報告と練習に参加してくれた。

二人とも、今春から慣れ親しんだ親元を離れての生活が始まるようです。

一人は尚志高校へサッカーをより求めて。

一人は社会への船出。

ここガレージで6年自分に向かい、Jr.Yのクラブで鍛えられサッカー強豪校へ足を踏み入れることに、その志を称えたい。

どこに行くとしても、意志を貫くこと、その覚悟を持って頑張ってもらいたい。


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ー慣れ親しんだ場所から出るー


一人の人間には多くの可能性がある。

ただひとり、「自分」だけが可能性を制限することができる。

今までの自分が、これからの自分を決定すると誰もが考えていた。

生まれて今日まで、いろんな辛いこと、痛みを感じることがあった。

もう二度とそんな目に遭わないよう、「自分」は常に的確な助言をくれる。

過去の自分の言うことを聞けば安全で、安心だ。

だが、「心からの充実」は得られない。


居心地の良い場所にい続ける限り、「本当にやりたいこと」はできない。

むしろ新しい刺激に弱くなり、だんだん感性が鈍ってくるだけだ。

志は現状維持を否定する。

今のシステム、考え方、ルール、そういうものを飛び越えないと実現しないものに、目を向ける。

今、手にしている現実は、過去の選択の結果だということ。

そして、未来は、今まさに、心で決めたことによって決まる。

いつからでも、どこからでも。


激動の幕末を誰よりも濃密に行きた天才思想家、吉田松陰の感覚は・・・

「上手くいくか知らないが、これをやらなければなにもはじまらない」だった。

それは、良い結果を出すためでも、周囲から称賛されるためでもなく、人並み外れて強く、心からの充実感を手に入れたいと思ったがためだった。

慣れ親しんだ場所から出たとき、自分にとって本当の人生が始まる。


評判は傷ついても、生き方は傷つかない。

生き方を傷つけるのは、自分だけである。


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本気の志


人類が誕生して以来、一つのことに本気で取り組んでいる人の姿を見て、心を動かさなかった人はいない。


覚悟の磨き方(吉田松陰)から


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己の人生を自分のために、後悔しないために、覚悟を磨け。