プロセス
(ガレージな夜590)
少年サッカーの試合などで、負けが続くと子供達が自信を失いサッカーが好きでいられなくなると言う言葉を聞く。
指導者も保護者も負けでばかりいると、勝てない事への不安が溜まり勝敗に一喜一憂してしまいそんな言葉が発せられるのだろう。
実際に子供達が不安を抱くのは、そういった大人達の不安な言葉や姿であり、勝敗だけに拘る大人像に問題がある。
子供達は試合の結果だけでサッカーが嫌いになる訳ではない。
たとえ負けが続いても、内容を観て良かった所を褒め、足りなかった所をこれからどうして学ぶかを説明し、結果よりそうなった原因と今後どうするかのプロセスが大事だ・・と言うことを学ばせたい。
勝敗は時の運もある・・勝負事に絶対はない。
格下の相手ならば勝てるだろうし、格上の相手ならば苦戦は必死だ。
勝っても負けても、その結果に至ったプロセス(練習内容や姿勢)が大事であり、プロセスが薄いと結果は付いてこない事を学ばせたい。
試合に負けた時に指導者はポジティブにこう言うんだ・・
今日出来なかった事は、もっと練習して次に出来るようにしよう。
上手く出来た事はもっと上手く出来るようになろう・・と。
どんな時でも、苦労を避けてはならない、前向きに、ひた向きに、コツコツと人より汗を流して努力することに価値があることを学ばせる。
そんなプロセスを積み上げることが大切なんだ。
やらなければ出来ない、やれば出来ると言うことを。