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Keep・Problem・Try


仕事に追われて日々とても忙しい・・世の中そんな人が多い。
そう言った状態では、失敗や取りこぼしが増える。
そんな中でも自分を見失わず、目先の煩雑に惑わされず、周りをしっかり確認し事を進めたい。
忙しさのあまり何かを取りこぼす事や、問題などが発生した時などその場で振り返り問題を対処して行くのにとても有効な手法に『KPT』がある。

もともと、プロジェクトファシリテーションと言う『協調の場作り』を行う為のツールでもある本手法は、そこに集まった人達が持っているスキルを、チームとして100%以上に発揮できるようにする考え方とされている。
『参加者の協調の場作り』に重点を置き、その場その場の変化に対応し、チームが協力し合って創造的に成果を出して行く、『協調型』の新しいチーム作りの形とされている。

チームリーダが、チームを指示命令で動かすスタイルもあるが、それでは、チームの能力がチームリーダーをを超える事はない。
協調型のチームであれば、チームメンバーの相互作用でチームの能力は増幅する・・・この相互作用を生み出すツールとして、KPTが役に立つと書かれている。

KPT・・・
仕事や、試合など、事後の振り返りをして、グループ、チームに改善意識を目覚めさせて、自立的組織を育む事に役立てる手法。

・Keep・・・良かったこと、継続すること
・Problem・・・悪いところ
・Try・・・改善すべきところ

簡単に、みんなの意見を抽出できて、振り返り、ブレーンストーミングしやすいのが良いので、忙しさに惑わされずに活用すべき。

フットボールにおいても同じように活用できる。
個々が出来たこと、出来なかったことをその日に振り返り分析して、課題を抽出して次へ対応して行くこと。
自分と、チームを次のステージに上げたい、そんな気概を皆が一途に持てば夢は叶う方向に進む。
それを信じて歩むことが大事だ。

仕事でも、スポーツでも、一人で行う事より、チームとして行う事が多いのが世の中の成り立ち、故に皆んなの考えを共有して連係して行く事が、個に栄養を与え、やがて組織の発展になると言うこと。

その為の、自分やチームの磨き方(成長の為)に役立つ手法やツールは大いに活用したいものだ。

個と個のコミュニケーション力がチームを育てる筈だから・・。