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生活が基本
(ガレージな夜481)

生活がプレーに出る・・と、言う言葉がある。
生活がだらし無いとそれが行動に表れ、ここぞという時に失敗をしてしまう。
頑張れない、踏ん張れない、やりきれない、無い無い尽くしでなにをやっても中途半端になる。
日常生活が何か曖昧だとその行動が表面に出て来る。
練習する前に必要な事は準備、物事のスタートとなる部分だから自分の躾を自分で行える人になりたい。

「はじめ良ければ、終わり良し」を学びたい。

まずは、元気な挨拶、誰に対しても心を込めて元気な挨拶が出来ること。
次に、準備、自分の用具の出し入れから整理整頓を素早く行い練習をスタートさせる。
何気ないちょっとの気配りし始める事が大事。

挨拶の歯切れの悪さに始まり、エナメルバックのファスナー半開きや、脱いだ靴底が空を向いたり横倒し、おまけに服や、ジャージパンツは脱ぎっぱなしで練習内容も適当。
こんな輩の練習は、動作一つ一つが緩慢でボールコントロールが思うようにならない。
言われた事をダラダラ行い、同じミスを繰り返しそれを練習と勘違いしている事が多い。

こうした習慣が試合のディテールに表れる。
ボール一つの転がりを大事に出来ず相手に奪われる、曖昧な練習の癖で一歩が遅れて取れるボールも奪われ、それを真剣に追う事も出来ず、どうにかしようと考る事をあきらめる。
これが習慣化されると悪循環になる。
当たり前だが、練習からダラダラと目的なしに過ごしてきた結果が試合に表れているのである。

挨拶や、用具、持ち物の整理整頓から、そのチームや選手の能力が量りみることができる。
コンセプト(方針、目標)が有るチーム程、躾の部分がしっかりしている。
それは、個人でも同じこと。

服装や持ち物の管理など生活のスタイルが練習の基本となり試合に表れるのである。
生活の部分から自分に厳しくやれる輩は、ちょっとした「気遣い」や「気配り」が出来るから、パス一つにも心がこもっている。
どんな練習でも手を抜かないから、ここぞのボールコントロールに一歩が出せるし、厳しい競り合いで体を張り最後まで全力でプレー出来る。

君の「気配り」はどんなものかな・・・
いつでも、どこでも周りを見渡し落ち着いて行動し、練習から真剣に出来ているかな。

くれぐれも、よそ行きじゃなく、普段着が基本だ。