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パステルカラー
(春の滝頭山)

春の訪れ、毎年恒例の桜の淡い白と、ミツバツツジの鮮やかなピンクと、パステルカラーの緑の芽吹いた新緑の木々を見にこの山へ登る。

午前中は子供たちとサッカーで汗を流し、おにぎり持って低山登り。
時折すれ違う登山者と心地よい挨拶を交わし、パステルカラーの山麓に吸い込まれて行くのが心地よい。
今年は一人・・小鳥の囀り、ミツバチの羽の音、山肌を溢れ落ちるように流れる沢の水音が心地よく心が落ち着く。

正面に見える蔵王山の風車が春の緩やかな風にゆっくり回り、眼下に見える野球場からは少年たちの掛け声が・・・遠く春霞の田原湾と街並みが、静かな時の空間に音もなく止まっている。

時折吹く柔らかな風に桜の花びらがヒラヒラと谷へ舞い落ちて行く、吸い込まれそうだ・・
自然の中に一人いると小さな自分が良く分かる、そんな時間をまた味わえた。

懺悔岩で思いふけってた時に、高校生と中学生の三人の女子がやって来て元気に挨拶してくれた。
ちょっと立ち話し・・・
ペットボトルが落ちているのを見つけて、ゴミだから持って降りますね・・と言って、また元気な挨拶をして下山して行った。

彼女らの、何気ないちょっとの気づき、行動に感心しました。

何だか幸せな気分になれたな、今日ここへ登って来てよかったな。^ ^