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トレセンの是非
(臨海から)
トレセンへの参加を考える・・

トレセンは、チーム内で実力のある輩を選出し選考会へ送りだすのが一般的だが、参加させないチームも有る。
参加させないのは、一つのポリシーかも知れないがその理由はなにかな・・
子供たちは、伸びゆく神経をいっぱい持っている。
練習出来る環境は利用すべき、経験させることが育成、鎖国ではなく常に開国なんだ。

参加させないチーム・・
《Q1》
月に一度程度集まって何を練習するのと言う。
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《A1》
練習メニューの是非ではない・・
常に遠征や強豪チームと対峙する機会が有るチームは別として、活動が少ないチームは、より高いレベルの人との競い合う時間が与えられるから、参加して損は無い。
チーム外の空気や水の味を知るべきで、そのいろんな経験が人を作る訳だから、経験させることを優先するべき。


《Q2》
練習内容が自チームと180度異なるから、せっかくやって来た事が曖昧になりチームのスタイルが壊れると言う。
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《A2》
自分の指導に自信が無いので、子供たちの背中を押してあげられる言葉を添えて送り出せない。
ある決まった枠で、教えたことしかやれない事で、決まったレールの電車道しか走らせない指導の慣れの果て、これは、チームの指導スタイルに自信がない事の露呈。
指導者としてのプライドは、学ばせた事をどんな場所でも自信を持ってやれる選手の育成にある。
未来永劫、今のチームでプレーする筈は無いのだから、トレセンだろうが何だろうが、その場面の監督のやりたいプレーを表現出来る引き出しの多い選手として育て、チャレンジさせるのが良き指導者、チームなのだ。

総括・・


大人の好みで、せっかく有る環境を利用しないのは、モグラ叩きで出る杭を打ち付けて動けないようにすること。
やがて出ようとする芽を摘んでしまうのと同じ。
故に
たかがトレセンか、されどトレセンかのそんな低い論議じゃなく、使える環境は何でも活用し、何色にでも染まれる変化に対応できる逞しい選手を育成するのが我々大人の役目。


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育てたいのは子供たちです。
学ばせたいのも子供たちです。
指導者や保護者ではありません。
あえて言うなら、練習や試合の勝敗から喜びや失敗を経験し何度も次へ挑戦する子供たちの姿から、大人は忍耐を学ばなければならない。