JAZZを奏でる為に
(遊水池から27)
寒空の下、少人数でも練習に向かえた事に感謝。
+++++
育成年代に必要なこと、子供達がサッカーから何を学ぶのかを考える・・忘れない為に。
2012年の再再投稿。
<冊子、ザッケローニ監督とのデイスカッション>から抜粋アレンジ
個人での突破は、生まれながらのスピードや感覚的なものなど教えられない部分もある。しかしフェイントで突破ができる選手を育てていくためには、低年齢で指導していくことが必要になる。
「このゲームに勝ちなさい」と言ったことは一度もなかった。・・
「相手より多くチャンスをつくりなさい」 相手よりも多くチャンスを作ることは、ゲームの中で相手よりも良いプレーを多くしていることであり、それが自然と良いサッカーにつながってくると思う。
具体的には、チーム戦術ではなく、ポジションにおける個人の戦術を教えていった。
まずは1対1の攻守が重要になる。
攻撃ではいつマークから離れるか、またどこでボールを受けるかが重要になる。
守備でも、個人でいかに守れるようになるかを教えていった。
攻撃も守備も個人で「どう守るか」、「どう攻めるか」を育成では教えていくべきだと思う。
よくサッカーはオーケストラだと言われる。全員が同じ楽譜を見て演奏を合わせていくことが大切だからそう言われる。
しかし、私はジャズのように演奏できることが、サッカーではないかと思っている。
ジャズは5人の演奏家が集まれば、練習しなくても演奏できる。
練習しなくても合わせることが出来るためには、基本を知っていなくてはならない。
それは、個人個人の理解度が高いと言う事とお互いを尊重した中で個人を生かし、一つの音楽を作り上げることではないかと思う。
サッカーでもテクニックとサッカー理解が高い選手同士であれば、共にトレーニングしなくてもすばらしいハーモニーをピッチで奏でることができる。
だから、育成年代ではテクニックとサッカーを理解することを指導していくことが最も重要だと考えている。
練習はひた向きなコツコツと地味がいい。
日々、一生懸命に学んで、見聞を広くもって良い物は吸収して、自分の色を出して先を急がずだ。
そして、「気がつけばここまで来ていた」というスタイルを築いていければいい。
素敵なJAZZを奏でる為に、とにかく今日を一生懸命精一杯やることだ。
(遊水池から27)
寒空の下、少人数でも練習に向かえた事に感謝。
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育成年代に必要なこと、子供達がサッカーから何を学ぶのかを考える・・忘れない為に。
2012年の再再投稿。
<冊子、ザッケローニ監督とのデイスカッション>から抜粋アレンジ
個人での突破は、生まれながらのスピードや感覚的なものなど教えられない部分もある。しかしフェイントで突破ができる選手を育てていくためには、低年齢で指導していくことが必要になる。
「このゲームに勝ちなさい」と言ったことは一度もなかった。・・
「相手より多くチャンスをつくりなさい」 相手よりも多くチャンスを作ることは、ゲームの中で相手よりも良いプレーを多くしていることであり、それが自然と良いサッカーにつながってくると思う。
具体的には、チーム戦術ではなく、ポジションにおける個人の戦術を教えていった。
まずは1対1の攻守が重要になる。
攻撃ではいつマークから離れるか、またどこでボールを受けるかが重要になる。
守備でも、個人でいかに守れるようになるかを教えていった。
攻撃も守備も個人で「どう守るか」、「どう攻めるか」を育成では教えていくべきだと思う。
よくサッカーはオーケストラだと言われる。全員が同じ楽譜を見て演奏を合わせていくことが大切だからそう言われる。
しかし、私はジャズのように演奏できることが、サッカーではないかと思っている。
ジャズは5人の演奏家が集まれば、練習しなくても演奏できる。
練習しなくても合わせることが出来るためには、基本を知っていなくてはならない。
それは、個人個人の理解度が高いと言う事とお互いを尊重した中で個人を生かし、一つの音楽を作り上げることではないかと思う。
サッカーでもテクニックとサッカー理解が高い選手同士であれば、共にトレーニングしなくてもすばらしいハーモニーをピッチで奏でることができる。
だから、育成年代ではテクニックとサッカーを理解することを指導していくことが最も重要だと考えている。
練習はひた向きなコツコツと地味がいい。
日々、一生懸命に学んで、見聞を広くもって良い物は吸収して、自分の色を出して先を急がずだ。
そして、「気がつけばここまで来ていた」というスタイルを築いていければいい。
素敵なJAZZを奏でる為に、とにかく今日を一生懸命精一杯やることだ。