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やり通す決意
(ガレージな夜198)

外気温6℃の寒空、昼間の雨が大地を冷やしシベリアから北風を連れて来た。
今夜もガレージに子供たちの汗が飛び散った。
ガレージの2時間は、ひた向きな壁打ちトラップと27種の柔らかなボールfeeling、
マタギ系ドリブルfeintと、クロスステップ、ステップフック、オーバーrideにドラッグ系の引き技から高速アウトターン・・
ここまで約90分、子供たちの自主性に任せて行う。
汗ビッショリで身体から湯気が立つ、こんな光景は当たり前だ。
最後の30分は、1対1、2対2のミニゲームで技術を使うトレーニングへと・・
20平米の狭い場所での戦いは、ボールコントロール、キープ力が必要なので、先の自主練でどこまで自分に厳しく、手を抜かずやれたかが上達か、足踏みかの分かれ道。

いつも子供たちに言っていること・・

この2時間を真剣にどこまでやれるかが大事、サボることはいとも簡単だがそれじゃ上手くはならない。
人が100回ボールに触ったら、自分は1000回ノーミスでコントロールしてやる・・そんな絶対負けない強い気持ちで向かえと。
ボールに向かう時と休憩も、自分のリズムで使い分けてよし、全ては自分のリズム(判断)でやる、それがガレトレのポリシー。

自分で考え、ONとOFFのリズムを使い分けてやり通すこと。
やったか、やらなかったかは、汗のかき方やボールコントロールの仕方にそれは移し出される。
ガレージの片隅で寄り添って観ていると分かる、日々の練習は嘘をつかないことを。

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勝つことがすべてではない。
勝つ決意をすることがすべてなのだ。

ビンス・ロンバルディ
(プロフットボール監督)