昨夜のガレトレナイターお疲れ様でした。


歯の治療を済ませ少し遅れて入りましたが、元気な挨拶をしてくれてありがとう。


対応してくれてたTコーチありがとうございました。



さて練習風景から・・・


ドリブルを1人黙々と繰り返す者、ラダーに群がり楽しくやる者、ペットボトルで糸ひきやる者、いつものように成り行きでグループがわかれ、練習する場景がある。



メニューはもうほとんど分かっているので自分達でこなすスタイルで実施させているのが、ここのスタイル・・。


が・・・自分と真剣に向き合って練習している子がまだ少ない。


練習に向かう姿勢が中途半端、皆が来るから皆と話せるから来ているように見える子もいる・・・こういうタイプの子は見分けやすい。


足元の動きが遅い上、ボールが右へ、左へ、はてまた前後へ360°いろんな方向へこぼれているし、ボールに足をおいて話に夢中になっている事が多い。いわゆる頭も、身体もOFFな状態・・・


得てして、群れてる子に多いが、こういった”個の練習”の時間には群れることは一切必要ない。


心当たりのある者は、よ~く考えて次回からのガレトレに挑んでもらいたい。



そんなやからとは好対照的に、ドリブルに向かい合う1名が反対側でキレのあるボールさばきでコーンをすり抜けて行く。見ていて気持ちいい。


13種も必死にマスターし、27種くらいまでいっているし、技のキレも出てきた。


他の子達は13種をのらりくらりとやっているので、ボールに遊ばれているが、彼はボールをしっかりコントロールして27種までマスターしつつある。


ここ半年くらいで、ここまで上げて来たんだから努力の賜物・・すごいね!


クラブの練習でもそうだが、練習時間中は練習モードのSWに直ぐに切り替えて”群れる”事がない。


前者達と練習に取組む姿勢が明らかに違うので、吸収するスピードも速くて、同じ練習しても覚えるのが早い。


”自分に向かい合い”、ひた向きに練習に打ち込める数少ないアスリートタイプだね。

練習で、”群れている子”達・・・コミュニケーションは、試合でとれるようになるのが良いが、試合でコミュニケーションをとるには、周りが見えなければとれません。ボールをコントロールしながら周りを見る為には、何が必要か分かるかな・・・? 


ボールを自由自在に操れる、足元の技術が必要不可欠だね・・・だからひたすら練習に励むんじゃないのかな!




何か、一つの事を成し遂げる為に、"自分に向かい合う子"と、"他の子と群れている子"の差は歴然だ・・・


自分に向かい合い、厳しい時間を一歩一歩しっかり乗り越えて、初めて本当の楽しさに触れる事が出来るんだ、だから、ゆっくりでいいから、ひた向きに自分に向かい合おう。




≪人生の歩き方≫


一足とびに山の山頂にあがるのも、一歩一歩しっかり登ってゆくのも、結局は同じ事。むしろ。一歩ずつ登るほうが途中の草木や風物を見ることができるし、一歩一歩を確かめてきたという自信をつかむことができる。


(山本周五郎)「ながい坂」から