日本サッカー協会から3ヶ月周期で送られてくる機関誌”Technical news ”があります。


今月vol.46特集①育成年代のゲームを縦に観るから抜粋


☆U-17以下の技術・戦術的特徴から

世界のサッカーは「ゲームはテクニカルに、スピーディに、そしてタフに」という傾向にあり、その流れの中でこの年代においてもテクニカルで多彩な攻撃を目指している。・・・


☆サッカーの質の向上から

育成のコンセプトがしっかりしていて、試合の中でその表現ができ、対戦相手、試合の流れに合わせて変化に対応できる・・・・それを可能にしているのは、基本の質が高い事。

つまり選手個々の高いテクニックと高い関わりの質があることであり、それに加えて突出したタレントが存在していること。・・・


☆組織と才能ある個(個人戦術)から

U-17年代の大会では、毎試合積極的に人数をかけて攻撃してくるチームが多く、勝つ事を目指して試合に挑んでいた。その中でも、大会に勝ち進んだチームには、選手育成を考えたコンセプトと才能ある個が光った。


☆守備を崩す・・・前を向く、しかける

前から積極的にボールを奪いに行くチーム・・・・守備組織を崩すために少ないスペースで前を向く力、相手を背負っても前を向ける力(スクリーン&ターン)が必要とされ、プレッシャーの中でもぶれないテクニックを発揮できる選手が多くいた。・・・


などなど、まだまだ勉強になる文面が誌面に記載されてますが、バルサに見られるように、攻撃的なテクニカル志向のサッカーが世界的に全盛の時代である。

いうまでもなく、観て楽しいサッカーは、スピーディで、攻撃的で、あっと言わせるテクニックで度胆をぬくようなプレーがたくさん観られること、そしてそこに、スーパースターと言われるプレーヤがいれば尚、華があり面白い。


”魅せて勝つ”華のあるサッカーマンを育成するために、小さいころから、地味に地道にボールに触り、テクニックを磨いて、試合で試して、ハートも鍛えて行く事、やり続ける事がとても大切と言う事なんだろうね・・・


先天的な才能も少なからず必要、でも眠っているDNAを何かで引き起こせば、どこかで才能を凌駕して行くことも決して夢ではないと信じている。

それが、並でない努力という事なんだと思う・・・だからガレトレみたいな小さな場所から、ひた向きに神経を刺激し続けることが必要なんだと思う・・・!


≪その日のために≫

若者よ、身体を鍛えておけ、美しい心が、たくましい身体に、からくも支えられる日が、いつかは来る。

その日のために、身体を鍛えておけ、若者よ。

(ぬやま・ひろし)「若者よ」から