本日のガレージナイターも20名もの子供たちが参加してくれました。
お疲れさまでした。
ここで、約束です…
君たちの仕事は学校の勉強が第一、二番目は家の手伝い、三番目にサッカー等の習い事と遊び…
だからガレージに来る前に宿題などは必ず済ませて来てください…ね。
そういうケジメのある生活が時間を有効に使う習慣を築いて行くと思います。

<練習から>
昨日から参加して来た子供らも新しい技術の習得に取り組んでいます。
難しい足技に失敗を恐れて動きが固く慎重に成りすぎる場面が多かった。

昨日、今日は君たちの年代に近い足技のデモンストレーターが見本を見せてくれて生きた教材のもとでトレーニングが出来た事はラッキーだったね。

しっかり見て、脳と体にしみ込ませて技を体得してください。


話し変わります・・・

子供の育て方について、私なりの価値観で以下に書きますので宜しければ読んでください。

子供達は、本来いろいろな可能性を持って生まれて来ている。

だから、「人並み」などと言わず、夢と希望を持って子育てするべきで、そういう環境を見つけて経験をさせてあげる事が必要だと思います。

ここで言えば、サッカーがそれに当たるのかも知れません・・・


私が、幼い頃父親に言われた言葉、

「何でも良いから自分が好きだとか、やりたい事を見つけたら失敗を恐れずとことんやれ

とことんやって、「人から慕われる人間になりなさい」・・と

言い換えれば、「まっとうな人間になれ」・・と言う事だと思いますが、「自分がされて嫌なことは人にするな」など、人の事も考える事が出来る人間になれと言うことです。

ごく当たり前の事を、ごく当たり前にできる人、それが「まっとうな人間」と言う事ですね。


まっとうな子供を育てるには、まずは大人が、考え方を変え信頼を築くこと。

学校の成績の良し悪し、サッカーの試合結果の良し悪しばかりを指摘し、結果のみをほしがるのではなく、それまでの過程をどう作るかと言う人間本来の価値観を持つこと。

成績の良い事、結果が出たことなどは、その子の人生にプラスになる事は間違いありません。しかし、成績などが全てでは有りません、成績が多少悪くても、人を引き付ける魅力ある人間であれば、多くの人に好かれるし尊敬されるようにもなります。

人間的な魅力とは、何事もそつなくこなすタイプではなく、しばし失敗を繰り返し、それにメゲズニ、その失敗を糧にして成長している人・・・そんなタイプの人だと思います。

子育ては失敗の連続、”失敗が有るから成長が生まれる”・・・”悲しみが有るから、喜びが生まれる”・・・

そういう考え方を持って、あまり背伸びをせずに、ありのままの自然体で子供たちと接して行けば信頼が築けて行けると思います。

家庭でも、サッカーでも、失敗も人生と思い、お手本ばかり見せるのではなく、時に大いに失敗して見せてやるべきです。

子供には”失敗をするな”と言わず、なんにでもチャレンジさせて失敗を多く経験させる事で学ばせる、そういう環境を与える事が大人の役割だと思います。


≪失敗の効果≫

我々のつとめは成功にあらず、失敗にたゆまずして更に前に進むことにある。

(スティーヴンソン)から


間違いと失敗は、我々が前進するための訓練である。

(チャニング)から