昨夜の涙雨のお通夜に続き、本日も小雨の中、息子と葬儀に参列してきました。
昨夜は７００人もの参列があったと聞きましたが、本日も多くの弔問者が故人を偲びお祈りし、天国へ送りました。
部活の代表者、友人、弟さん、遺族代表（親御さん）の弔文のたびに、参列者の涙があふれる・・・
そんな中、息子の闘病を一緒に闘ったこと、周囲の皆さんの励ましの言葉に勇気つけられたこと、最後の最後まで生きようと何度も息を吹き返したこと・・・・残された自分たちは、そんな息子から勇気をもらったのだから泣かずに笑顔で天国へ送りだします・・・と、毅然とお話しくださった親御さんの言葉には心うたれました。
出棺前の最後の顔を拝見し薔薇の花をそっと置きましたが、安らかに眠る顔が、昨夜より小さく見えたのが痛々しく、ついに涙が頬をつたってしまいました。
泣かずに天国へ送る・・・という思いが届いたかのように出棺前に小雨もやみ、大勢の参列者が見送る中、親族共々火葬場へ入っていかれました。
５～１０分ほどたった頃に火葬場の奥の山手側の雲が空き一時日が差し込みました。そして、直後に屋根から煙が立ち上がりました。
あ～天国に召されていったのだな・・・と思い、一人また手を合わせました。
式場の入り口には、故人を偲ぶ写真、部活の用具が飾られていて、これも感慨深いものでした。
その傍らに、２つのＡ４サイズの個人の直筆の言葉が貼られていましたが、闘病生活に負けない意志と感謝の気持ちが書かれていて、私の心に突き刺さり目頭が熱くなり涙がこぼれそうになりました。
そんな訳で、親御さんに了解をとり写真を撮らせてもらいました。
☆生かしてもらえる事に感謝
☆過去の自分を毎日越えて成長
☆目標（夢と希望）を持って計画を立てこなして行く！！
死と向かい合い、こんなに感謝の気持ちを持ち、夢と希望をすてずに成長しようと努力する・・
・・・その生き方に心打たれました。
昨夜から本日にかけて、人の生という所について立ち返る時間を与えてもらい、自分の心を洗い流し、清い心を取り戻す時間となりました。ありがとう。
故人、ご家族様へ、あらためて心からご冥福と哀悼の意を申し上げます。