ナイターから
本日も入りの状況をチェック。来て早々に元気な挨拶をして直ぐ様ゴールを用意するK君…感心だ。
早く来て自分達の練習の道具立てを、言われる前に自らする事が出来るのは、まだ彼一人である。
誰に言われる事もなく、自分から行動が出来るのは素晴らしい。
入りの行動が良いから練習に向かう姿勢も積極的で、終わりの片付けまで手を抜かない。
そんな彼の一挙手一投足を見ていると、 ”学ぶ” スタイルが出来つつあると感じる。

他の子も挨拶は出来るようになって来たが、次の行動はどうかな?
もう、始めている子がいるぞ!自ら動く、周りの状況を見て空気を察知して素早く行動出来るようになると良いですね。


『覚悟して自分を信じる』

学ぶのも、育てたいのもサッカーだけではない!・・・将来に向けての人間性である。

サッカーも人間性も、学ぶのは指導者、親からだけではない、子供たち自身の内に見出すことを知ってほしい。

若い子供達の体には、たくさんの可能性が隠されている・・・磨き方次第のダイヤの原石です。

生活、学校、サッカー等で幾度と失敗を重ねる内に、「これをやれば、こうなる、こんな事も出来た」といった経験値が上がる。そこを覚悟し必死にやれば、自分の中にある無限の可能性と驚くべき力に気づいて行くだろう。

それには、『覚悟して自分を信じ』自らが考え、思考錯誤を繰り返し行動して行くひたむきな努力が必要だ。


『人間の器』

「大人物と小人物の差異は、一度決心すれば死ぬまでやりとげるという”覚悟”があるかないかにある」

―(シェリング)―の言葉から


一度腹を決めてやり抜けば、結果はあとからついてくる。一生のうちに何かをやれる人というのは、才能と努力と運さえも味方に付けてしまうほどの強い”覚悟”を胸に秘めていると言うことです。