夏休み最終日のナイター練習、時折雨が少し降りましたが、4年生20人と3年生1人が練習に参加して来てくれた。「宿題は・・・」と聞くと「終わってます」と元気な返事が返ってきた。「ほんとか~」と、ちょっとからかってみたりしたが、入りの挨拶も元気が良くなってきているし、少しづつ上向きで嬉しく感じました。


<練習に対する姿勢>

最近は、今の練習メニューにも大分慣れて来て、自分達でメニューに入れるようになって来た。

ただ、メニューを漠然と行うだけで坦々と行っている事が多く、正確性、リズム等本来のサッカー技術を高める意識が一つ一つのプレーに出ていない。その練習の目的が直ぐに頭から離れて、いい加減なボールタッチでのプレーが目立っている。だから、ボール拾いをしている子が随分多い。

ここの所は、練習に向かう強い姿勢と目標(何時までに、何を、どれだけ)がないと、身も入らないし、上達のスピードは上がらない。チーム内で○○君には負けたくないと言うような気持ちを皆が持って練習に臨めば、きっと、それが一つの目標となり、上達のスピードは上がるのだろうが・・・・


また、今日はあえて何も言いませんでしたが、笑いながら、ニコニコ話をしながら、なんだか一見楽しそうにやっていた子が多かったですね。


そこで一言、苦言です。

楽しく練習すると、チャラケルとは意味が違う。

楽しい、楽しむとは、厳しく、困難な事に立ち向かい、それを克服したからこそ味わえる達成感の事。あの手、この手の技術を練習で身に付けゲームで試す事に、楽しみの本質がある。だから練習で手を抜かないのでは・・・


精神が緩んでニコニコ話、その場限りの楽しみに身を投じているのをチャラケた状態だと思うが、この状態で練習しても身に付くものは少ないであろう。


以前にも書いた事があるが、目標(夢)を持って練習することがとても大切だと思う。そんな大それた目標でなくても良い、まずは、身近な目標を掲げ、それを達成する為に必死に取り組む事だ。それが、君たちの可能性を広げて行くと信じている。


☆常に一段上を見る

『私は小さい頃から貧しかったので、最初は腹一杯食べたい夢でした。丁稚奉公にいってからは、早く店を持ちたいと思いました。商売をはじめても、大きな会社など望みませんでした。一段上の夢を着実にこなしていっただけです』・・・・夢の実現について・・・松下幸之助の言葉から


7月から仕事の都合で、ナイター練習でしか接しれていませんが、4年生は基本技術の習得、自ら行動する、謙虚な姿勢、挨拶や礼儀に重点をおき、日々積み重ねていますので、この基本路線を外すことなく、拘りと徹底を継続し、また変化すべき所は柔軟に対応し、チームも個人個人も成長出来ればと思っています。


台風が近づいていて天候が不安定な夜でしたが、雨もまばらでナイター練習が出来た事に感謝した夜でした。