夏休みの終わりが近づいて来た。しっかり遊んで、サッカーして、学校の宿題はもう片付いたかな…

毎年、新聞なんかで見るんだけど、1ヶ月分のお天気結果データ、自由研究の題材提示などなど…
これを、頼りにしている家庭は多いと思います。
そして、子供の宿題に親が加担し手伝ってしまう事があると思います。

宿題の目的はなんだろう。

本来、子供逹が自分自身で物事を考え実行して行くのが主たる事だと思うが、どうだろうか?


自分の記憶を辿ると、子供の宿題を手伝った覚えはない。それどころか、勉強を手伝った覚えもない。
その代わり、人間育成に役立つであろう行動は行った。
サッカーはもちろん、以外では、マラソン大会参戦、一日中図書館、プラネタリウム、地下資源館、動植物園、水族館、鍾乳洞、低山登山などなど…
色々な行動をおこし、見て、聞いて、感じて、脳を刺激し感性を高める事をして来たつもりだが・・・何年か先にどんな形で身に成るか楽しみである。


小学校の中~高学年の頃の過ごし方、生活での経験、躾が、大人になった時の生活スタイルの基本となることを知っているだろうか・・・大人がこういう事を知っているか、いないかで、その子供の基礎がどのように築かれて行くかが決まるとも言えるだろう!

息子達には、小、中学校年代では、人前で喋る事、みんなをまとめる事を経験させる為に、児童会、生徒会で必ず一回は役員を経験しなさいと促したりした。そうすることで、まとめることの難しさや、普段とちがった角度から物事が見えるようになるからだ。この年代で、苦労を経験することがその後の財産となって行くはずだ。


まわりくどく書きましたが、夏休みの宿題は手伝わないでくださいね・・・

小学校の夏の宿題工作の展示物を見ると、毎年、学年に相応しくない凄く立派な出展が数点ある。きっと保護者の力作なんだろうか・・・・?

その子供も保護者も、その一瞬は鼻高々だが、果たしてその後に良い経験と自力を築けれるだろうか疑問だ?

武骨でも、恰好悪くても、子供が自分で頭捻って苦労して作った物に価値がある。そこをアドバイスし見守るのがあたたかい家庭の教育である。


自分の事は、自分でやろう・・・・でした。