遅れましたが、ドイツワールドカップで世界No.1に輝いたナデシコJAPANから、『物事の捉え方』を学びたいと思います。
国内Lリーグ、名前こそ聞いたことはあるが、その実態を知る人は多くないと思う。そう、日本女子サッカー唯一のリーグである。男子で言えばJリーグのこと。
でもその実態は・・・
・「プロ、アマ混在、サッカーで生活ができない環境」
・「仕事とサッカーの掛け持ちで、練習する時間が多く取れない」
・「専用のグラウンドが無いなど練習環境が劣悪」
・「外国(強豪国)と比較すると身体能力で劣る」
・「公式戦に於いても、観客はまばら」・・・・
女子サッカーは世界を見ても、男子に比べ環境はかなり劣る。
プロの選手は数人、そのプロの選手でも年収は数百万と、決して恵まれていない厳しい環境から、世界一と言う素晴らしい結果を勝ち取った『ナデシコJAPAN』の選手達。
そんな恵まれない環境と、条件下でモチベーションを維持するのは大変な事。でも、彼女達は、高い目標と、強い意志を持ち勝利を勝ち取った。彼女達は、間違いなく『自分にプラスになる捉え方』が出来る選手の集まりなんだろう。
状況は、一変した。
世界のメディアから注目され、世界の女子サッカーの目標になった。日本のメディアも今がピークとばかりナデシコイレブンを報道・・・・国民栄誉賞も授与された。今までにないフィーバーぶりで、ナデシコが動けば人が集まる状態になった。けっして高くはないが、選手にボーナスも出た・・・。
歴史を変えた『自分にプラスになる捉え方』が出来る選手達が勝ち取った栄光だ。
育成年代では、結果が全てではなく、そこまでのプロセスが非常に大切で、選手として、人間としての成長が重要。プロは結果が全て、結果により、正に天と地の如く環境は一変する。
次の目標はオリンピック・・・・ナデシコJAPAN TO THE WIN !
ジュニア育成は『自分にプラスになる捉え方』を地道にコツコツと育むことでしょうか!!