サッカーのスタイルを世界から個人の所まで一気に落とし込み話します。ムリは承知でです。


あしからず・・・


世界には国によるサッカーのスタイルが明確にある。日本はどうだろうか・・・ひと昔前だと技術も早さも、強さも無いサッカー後進国であった。現在はどうであろうか、Jリーグ発足~Wカップ連続出場を果たし何人もの海外進出者が出るまでに急速に発展してきた。

(個人的には、KAZUが牽引したこの20年だと思っています)




個の技術、持久力、すばしっこさを生かした組織力が日本の特徴となりつつあるが、ゲームスピード、個の強さ、フィニッシュの所と創造性では、まだまだだ。特に個の強さとフィニッシュの所は永久のテーマである。ここの所は、ジュニア年代からどう築いて行くかがポイントとなと思うが、社会環境が影響している所が大きい。特にハングリーと言う部分が・・・ハングリーを凌駕して行ける何かがほしい・・・




南米、アフリカ等のように貧困にあえいでいる国々と比べ、日本はとても裕福、ハングリーから身を立てよなんてストーリは皆無。そこは、環境の違いで無い物ねだりをしてもしょうがない。


って言うか貧困になってはいけないですね・・・日本人の勤勉なスタイル、器用さを突き進めてジュニア年代から脳が働くサッカーを体験させ、次のカテゴリに送り出せたらと思っています。技術も大事、それを動かす脳と神経の繋がりを構築するのは、もっと大事という事を我が子を育てて分かりました。


今も、ガレージで、クラブで、そこにこだわり指導を行う様に取り組んでいます。


サッカー脳と神経(技術)を鍛える、教えずに『学ばせる』のスタイルで・・・・


パスも、ドリブルも、フェイントも止める技術が全ての始まり、ここの技術が確実になれば、視野が広くなり早い判断でサッカーが出来る。つまり脳と神経が細部に繋がると言う事。サッカーが早くなると相手を動かせ疲れさせる事ができる。それによりボールを失わなくなり攻撃が出来て得点チャンスが増え、失点する確率は大幅に減少する。(献身的に走れる体力はもちろん必要だが)


心・技・体と言う言葉がある、突き詰めるならば、心・技・一体になる、精神と脳と神経がバランス良く繋がる一体化すると言う事だと思っています。そんなサッカースタイルを探求していますが、それには、普段の生活スタイルがとても重要だと思っています。


もう一つとても大切な事がある。それはリスペクト(謙虚な姿勢と礼儀)である。ここがネガティブだと何をしても上手く回らない事が多い。


社会もサッカーも日進月歩で日々変化して行きます。そんな中で古きを尊び新しきを探究し吸収して行く事が大切であると思っています。考え方、ベクトル、そうした感性の合った人間が力を合わせれば強いとなる。戦えるチームを構築するには、そういう人との出会いが重要です。


そういう感性を持った多くのヤングジェネレーションとの出会いを待っていますが・・・





我が子のサッカースタイル(足技)に衝撃を受け、ガレージへ通うようになったTさんとご子息がいる。私のサッカー感に耳を向け、自分の感性に照らし合わせ、向かい合う時間が始まったばかりだ。道のりは長いが地味に地道にゆっくりと歩んで行こう。