2013年、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されました。以来、海外での和食ブームに拍車がかかっています。
日本国外での和食レストランの数は、十年前と比較すると、三倍に膨れあがっているといわれます。現在ではおよそ八万九千店にも上るそうです。
その背景には、食と健康への関心の高まりがあります。日本人の長寿が、和食人気の後押しをしていることは言うまでもないでしょう。
和食に欠かせない要素として、「隠し味」があります。隠し味とは、辞書によれば、「ある調味料を、目立たない程度にごく少量加え、全体の鯵を引き立たせる調理法。また、その調味料」のことです。
主役ではないものの、なくてはならない存在、それが隠し味といえるでしょう。仕事においても、スポットの当たる主役的ポジションと、それを支えるポジションとがあります。
目立たず、小さな働きで、全体を引き立ててくれる存在あっての職場です。
これは、気に入った冊子の文面です。
私も良い隠し味になれるように頑張ります。