名鉄電車の車内で見かけた広告。いわゆるマド上額面広告ってやつですね。
「国家プロジェクト/
目指せ棟梁。/
教室講義と現場修業/大工育成塾/
塾生・受入工務店募集中」
パッと見たときは、
真っ白な下地に黒の極太明朝で「目指せ棟梁。」
なんて書かれたもんだから、何のことかと思いました。
しかもその上に「国家プロジェクト」なんて書いてあるから、
何だかとんでもない挑戦状を突きつけられた感じがしたのです。
よくよくホームページなどを見てみると、
国土交通省が補助する「大工育成塾」についての告知でした。
大工に興味を持っている(おそらく、主に)若者と、
後継者を育てたいけどなかなか伝手がない工務店
との仲介を目指したプロジェクトのようです。
伝統的木造建築をいかにして伝えていくのか。大工さんたちも悩みどころなんですねー。
また、「日本はものづくりの国だ」という自負もあって、
こういった広告が生まれることになったのでしょう。
何だかえらく、関係者の誇りを感じます。
で、この塾の塾長がこの方です!
松田妙子さん。うん、なんか町内の祭りで豚汁配ってそうですけど。
でも、藍綬褒章を受賞しているらしい。すごい人なんですね。
ていうか、このハッピ。ノベルティとしてプレゼントしたら、結構話題になりそうです。
俄然注目ですな。