実際にアドバンネットではどのようなことをしているの?
そのようなご質問をいただきましたのでお応えします。

 

ヘッドホンから流れてくる朗読を聞きながら、本を読みます📖
「え、これだけ?」と思うかもしれませんね😅

 

まず1倍速の速さで朗読を聴きながら本を読んでもらいます。
これによって、頭で音読しなくても目で追うだけなので、今までのような苦労をせずに読書は進んでいきます。
とても楽に読書ができるため、「また読みたい」と思うのです。

 

次に2倍速で読みます。
これは頭の中で追唱しているのと同じぐらいの速さです。

 

さて、負荷トレーニングは3倍速から有効になります。
3倍速が通常のように理解できたら次は4倍速です。
これは通常では理解できるスピードではありません。
しかし、4倍速でさえ慣れてくると内容がきちんと理解できるようになってくるのです。

 

もちろん、5倍速以上でも同様に繰り返せば誰でもできるようになります。

 

私が考える速聴読は能力開発トレーニングであり、読書の枠からかなり外れてしまうと思っています。

 

読書の好きな方が楽しまれるような文章を味わう、思いを馳せることはありません。

 

いわゆる読書をスロージョギングや散歩だとすると…
アドバンネットで行っている速聴読は≪筋トレ≫です。

 

景色を楽しんだり、おしゃべりをしたりしながらの散歩は楽しいですよね。


筋トレはそのような楽しさはありませんが、

速聴読をやっている最中に他のことを考える余裕はない だから
速聴読だけに集中し他のことは一切考えない時間 が作れるんです。

 

これは何かというと…
“集中力”

“自分で決めた目標倍速までいけるようやり抜く” 意志の強さ
“ゴールに向かって小さな目標を刻んでいく” 地道な努力
“その速さが聞こえた時の達成感”⇒自己肯定感up

 

誰だってやれば出来るということが分かれば、学習面だけでなくメンタル(精神的)な効果もあると、私は思っています。

 

思ったように速度が上がらなかったとしても、
何が悪かったのか?なぜ上手くいかないのか?
自分と向き合い、どうしたら進めるのかと、前向きに考える時間を持つこともできますね!

 

これは、大人になって社会に出た時にこそ必要とされるスキルの一部です。
これを小中学生のうちに身につけることができたら素晴らしいと思いませんか🤗

 

アドバンネットではそれができると信じています❗
授業終わりに
「なんか元気になった!」
「ありがとう!」

と言って帰っていく生徒達もいます。

いえいえ、私こそありがとう🙏です。

 

ですが、脳の筋トレばかりしているわけではありません。
次回は読解力や国語力をつけるための取り組みをお話します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
木田千春🍀
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