小学校低学年の時、母が用事で弟を連れて外出したので、父と留守番をしていました。

父は休日に遊びに連れて行ってくれることもありましたが、その日は疲れていたのかあまり機嫌が良くなかったので、私は1人で絵を描いたりしていました。機嫌が悪そうな父と二人でいることに気まずさを感じて、私は父に「公園に行ってくる」と言い外に出ました。公園に行っても誰もいなかったので、つまらなくなった私は友達の家を訪ねました。家に帰ると、私が手にもらったお菓子を持っているのを見た父が「友達の家に行っただろ?」と睨みました。こわくなって、「公園で友達に会ってもらった」と嘘をつきました。父は「嘘をつくな、お前のやりそうなことぐらい全てわかっているんだからな」と言い、泣きながら謝っても許してもらえず、その後ずっと無視をされました。

子供の時は、私が嘘をついたからお父さんに

怒られた、私が悪いと単純に思っていたけれど、親になった今は、そう思えないです。あの日の父の威圧的な言動は、低学年の私にはきつかった。


じぃじになった父は、娘がかわいくて仕方ない様で、娘の全てを受け入れます。娘が何か約束を守れなかった時、私に「叱らないでやってくれ」と言います。