サイズ 縦170mm×横170mm
パッケージ開封前 59.9g
全開封後 31.9g
カット後重量 23.9g (縦162mm×横160mm)
※シェークラケットの寸法で接着紙の重量は含んでいない。
重量比 0.749 (23.9g÷31.9g)
シート厚 1.8mm
(ベース0.2mm程+粒1.6mm程)
スポンジ厚 1.2mm
シート+スポンジ厚 3.0mm
〈Barna Original公式の性能数値〉
テンポ 45
コントロール 100
破壊効果 115
適性 Allround/Offensiv
硬度(スポンジ部分?) Medium+
THICKNESS 1.9mm
(フリースペース①)
欧州メーカー。
Barna Originalから販売しているアンチラバー。
非常に硬くてシート表面がツルツルのシートと、
イエロースポンジを搭載したアンチラバー。
シートのベースは0.2mm程と、非常に薄くなっておりますが
粒の高さは1.6mm程になっており、粒高ラバー並に粒が高い。
粒直径は1.65mm程。
その為、シート全体の構造としてはとても奇抜な構造となっている。
スポンジにはほんの少し気泡がある。
①シート硬度 10.5 (非常に硬い)
中国の硬い粘着ラバーの硬度を更に上回る程のシート処方で、驚異的な硬さ。
破れやひび割れが発生しやすいタイプではないものの、シートを湾曲させすぎるとシートが変形して元に戻らなくなりますので、耐久性は高いとは言い難い。
(10.5点は現時点での最大評点。)
②スポンジ硬度 2 (柔らかい)
イエロースポンジ。
ほんの少し気泡がある。
TSP基準日本硬度換算だと25°付近に感じる程でニ
der-materialspezialistだと硬度表記はMedium+となっておりますが、Medium+とは思えない程柔らかい為、硬度表記はSoft表記のほうが違和感ないのでは…と思う程。
③全体硬度 10+ (非常に硬い)
1.9mmのスポンジ入りでの測定。
スポンジは柔らかいものの
シートは非常に硬い影響が強く現れる為か、
全体硬度や打球感も非常に硬くなっている。
④シートの粘着力 0.5 (非常にツルツル)
非常にツルツルな質感のシート。
※この数値は必ずしもスピンの最大値を表す数値ではなく、シート表面の粘着力の強さのみを表した数値
⑤総重量 3 (やや軽い)
1.9mmのスポンジでの測定。
ブログ内の基準ではやや軽い数値が出る。
⑥難易度 13+ (極めて難しい)
このラバーの特徴としては
◆【シートの粘着力 0.5】非常にツルツルかつ、サラサラした質感のシート。
◆シートのベースは非常に薄いですが、粒が粒高ラバー並に高い。
◆シート硬度は非常に硬い。
◆シートの耐久性が高いとは言い難い。
◆スポンジ硬度は柔らかく、ほんの少し気泡がある。
◆全体硬度や打球感は非常に硬い。
◆弾みはアンチラバーとしては少し強く、飛距離の伸びも少し出やすい。
◆ボールの減速は少し効かせにくい。
◆スポンジはボールの弾力を落とすタイプではないと思われる。
◆球離れは早く、球持ちは悪い。
◆弾道は非常に直線的かつ低弾道になりやすく、弧線も非常に作りにくくなっている。
◆ボールの軌道のブレは生じやすい。
◆【回転影響の受けにくさ 11.5以上】アンチラバーしては相手の回転の影響は受けにくい。
◆ボールの不可解な滑り落ちがかなり発生しやすく、ボールの滑り落ちに対してかなり不安がある。
等の特徴があると思います。
ボールの不可解な滑り落ちがかなり発生しやすく、ボールの滑り落ちに対してかなり不安があるのが非常に厄介になってしまっていますし、ボールの軌道のブレも生じやすい。
ラバーの低弾道性も非常に強く、球離れも早く、球持ちは悪い。
低弾道性の強さやボールの不可解な滑り落ちやボールの軌道のコントロール不良によるネットミスには要注意。
また、ラバーの弾みは少し強くて、ボールの減速も少し効かせにくいですので、オーバーミスにも注意ですし、ボールの長短の調整もやりやすいタイプではない。
ボールの落球のしやすさやボールの軌道のコントロールの悪さが極めて深刻な上に、ボールの長短のコントロールも悪く、
下手したら大スランプを引き起こす恐れがある程の強烈な扱いにくさを持つと危惧し、
難易度の評点は13+にしました。
このラバーを使う場合は、使い手側がラバーに潰される恐れが発生するくらい、扱いが難しいと思いますし、ラバーに振り回される危険性が極めて高いラバーであると思います。
(フリースペース②)
ボールの球質や変化に関しては
自分から回転を作る際の回転発生の成功率は非常に低い。
最大回転量もアンチラバーとしては非常に低い。
自分から回転を作るのは非常に難しく、ラバーなしの木材の表面で回転をかけるのと同じくらいの回転量しか出ない為、自分から回転を上乗せする事は非常に苦手。
【変化の強さ 10】
あとは、
シートの耐久性が高いとは言い難く、
外部からの衝撃が加わる事によるシートの変形やシートの凹みが発生しやすい為、強い衝撃を外部から加えてはいけないという点にも要注意。
ラバーの管理には気を配る必要有り。
(簡易まとめ)
シート処方は非常に硬くて、ベースが非常に薄くて、粒が粒高ラバー並に高いSUPER GLANTIのシートに、柔らかいイエロースポンジを組み合わせたアンチラバー。
全体硬度や打球感は非常に硬い。
シートの粘着力の評点は0.5点。非常にツルツルな質感のシート。
変化はアンチラバーとしては強くはあるものの、
自分から回転を作る際の回転発生の成功率は非常に低い。
最大回転量もアンチラバーとしては非常に低い。
自分から回転を作るのは非常に難しく、ラバーなしの木材の表面で回転をかけるのと同じくらいの回転量しか出ない為、自分から回転を上乗せする事は非常に苦手。
相手の回転の影響は受けにくくはあるのですが、
ボールの不可解な滑り落ちがかなり発生しやすく、ボールの滑り落ちに対してかなり不安があるのが非常に厄介になってしまっていますし、ボールの軌道のブレも生じやすい。
ラバーの低弾道性も非常に強く、球離れも早く、球持ちは悪い。
低弾道性の強さやボールの不可解な滑り落ちやボールの軌道のコントロール不良によるネットミスには要注意。
また、ラバーの弾みは少し強くて、ボールの減速も少し効かせにくいですので、オーバーミスにも注意ですし、ボールの長短の調整もやりやすいタイプではない。
ボールの落球のしやすさやボールの軌道のコントロールの悪さが極めて深刻な上に、ボールの長短のコントロールも悪く、
下手したら大スランプを引き起こす恐れがある程の強烈な扱いにくさを持つくらい、ラバーの扱いは極めて難しい。
現行のラバーとしてはボールコントロールは極めて難しいと思いましたので、ラバーを扱うには相当高い技術や精度が要求されると思いますし、軽い気持ちでこのラバーを使おうとするのは非推奨と思う程。
このラバーを使う場合は、使い手側がラバーに潰される恐れが発生するくらい、扱いが難しいと思いますし、ラバーに振り回される危険性が極めて高いラバーであると思いましたので、
ラバーの扱いの難しさに潰されないよう、要注意。