難易度の評点は、
ボールコントロール難度をブログ内の基準で数値化した物。

7→扱いやすい
7.5→比較的扱いやすい
7.5+→比較的扱いやすいほう
7.5+α→中間基準
8→中間基準〜少し難しめ
8+→少し難しめ〜少し難しい
8+α→やや難しめ
8.5→難しめ
9→難しい
9.5→かなり難しめ
9.5+→かなり難しい
10→とても難しい
10.5→非常に難しい
11→極めて難しい
11.5→極めて難しい
12→極めて難しい
12+→極めて難しい
12.5→極めて難しい
12.5+→極めて難しい
13→極めて難しい
13+→極めて難しい
13.5→極めて難しい
13.5+→極めて難しい
14→極めて難しい
14+→極めて難しい
14.5→極めて難しい
14.5+→極めて難しい
15→極めて難しい
15+→極めて難しい
15.5→極めて難しい

7〜15.5の範囲内で、30段階に細分化している。

2025年4月時点で公開している記事のラバーの中で最もボールコントロールが悪いラバーには14.5の評点を付けている。

また、11.5、12、12+、13.5+は2025年4月時点で公開しているラバーの中に該当ラバーは無し。
13+、14、14+、14.5+、15、15+、15.5は2025年4月時点では該当ラバーは無し。

仮にボールコントロールが極限まで悪いラバーが製造、発売されると想定した場合に、2025年4月時点で現存するラバーの製造技術を元に難易度の数値がどれくらいになるかを想像すると、
難易度の細分基準を26段階ではなく、30段階くらいに細分化するくらいの余裕あったほうが良いと考えた為、念のため、難易度の評点の最大値は15.5としている。

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難易度が高くなればなる程ボールコントロールは悪くなり、使い手がラバーに振り回される危険性は増す。

ボールコントロールの悪いラバーは、使い手の伸び代を長期間潰す事など簡単にやってのける。
下手したら使い手の伸び代を一生潰す恐れもある。
それくらい恐ろしい。

難易度が高くなる程、使い手の伸び代を潰す危険性は更に増す。

ラバーの難易度の数値を定めているのは、使い手がラバーに振り回される危険性を少しでも抑えたいという考えも含んだものとしている。

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難易度8は中間基準〜少し難しめくらいの基準としているが、
難易度8のラバーの中にも、使い手の伸び代を一生潰す恐れがあると思うラバーもある。
その為、難易度8でもボールコントロールにおいて油断は禁物。

難易度8+(少し難しめ〜少し難しい)まで行ってしまった場合は、ボールコントロール性能には期待しないほうが良いかもと定めてしまうくらいの基準ですし、使い手の伸び代を一生潰す危険性も更に増す。

難易度8+(やや難しめ)まで行ってしまった場合は、ボールコントロール性能には期待しないほうが良いと定めてしまうくらいの基準ですし、使い手の伸び代を一生潰す危険性も更に増す。

難易度8.5(難しめ)まで行ってしまった場合は、ボールコントロール性能には期待出来ないと定めてしまう基準ですし、使い手の伸び代を一生潰す危険性も更に増す。

難易度9(難しい)まで行ってしまった場合は、ボールコントロールが難しく危険と定めてしまう基準ですし、使い手の伸び代を一生潰す危険性も更に増す。

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裏ソフトラバーの場合は
世界で戦えるラバーや、世界で実績があるラバーは、スピンの最大値の高さや、スピードの高さが優れる物が、能力評価が高いと評価されて重宝され、コントロール性能は全然重視されませんが、
異質ラバーの場合は、
ラバーの使用難易度が低く、コントロール性能が良いラバーで、世界で戦える、世界で勝てる実績を獲得したラバーもある為、ラバーの能力を定める際に、コントロール性能も決して無視は出来ない性能であると思われ、裏ソフトラバーとはラバーの能力査定基準が異なる。

その為、
【ショートピンプルの表ソフトラバー】
【変化系表ソフトラバー(半粒)】
【粒高ラバー】
これらの種類の異質ラバーは
世界で勝てる実績を獲得したラバーの中に、ラバーの使用難易度が低く、コントロール性能が良いラバーで、世界で戦える、世界で勝てる実績を獲得したラバーがある為、
日本全国クラスで戦う、世界で戦う、世界で勝つ事を狙う場合に、ラバーの使用難易度が低くなる事を恐れなくても良いカテゴリのラバーとして取り扱っています。
無理して背伸びして扱いの難しいラバーを使おうとしたり、ボールコントロールが出来るギリギリの範囲まで難易度を上げたラバーを使おうとしたり、裏ソフトラバーの種類を選択する時と同じ基準で用具選びをすると、用具選びで失敗しやすくなってしまうかもしれません。
また、折角能力が高いラバーを使っていたのに、能力評価が高くないラバーに変更してしまい、能力評価が高いラバーに長期間辿りつかなくなるというケースも、決して珍しくない。
あと、これは裏ソフトラバーと同じかもしれませんが、能力評価が高いラバーと能力評価が高くないラバーでは、能力評価に差が生じてしまっているとも感じます。

ですので、ブログ内では、
これらの種類の異質ラバーを選ぶ時は、裏ソフトラバーを選ぶ時と異なる能力査定基準を設けて用具選びをする事を推進するスタイルをとっています。
また、ボールコントロールが窮屈だと感じたら、決して無理はしない事も推奨しています。

【アンチラバー】に関しては、競技人口やデータ自体が少なく、ラバーの能力を定める際の能力査定基準がどうなるかは掴みかねる為、まだまだ開拓の余地があるラバーだと思います。
しかし、アンチラバーは2024年3月時点で難易度の数値が1番低い物でも8の為、ブログ内の基準ではコントロール性能が良いと定められるラバーが無く、ブログ内では【ショートピンプルの表ソフトラバー】や【粒高ラバー】辺りと比べると、ボールコントロールが良いラバーを作りにくいカテゴリのラバーとして取り扱っている。
特に、ボールの軌道のコントロールに難のある物が多く、ボールの軌道のコントロールの確保が難しくなってしまいやすい。

また、アンチラバーはボールコントロールが極端に難しい物も多い為、ボールコントロールの難しさに呑まれやすいカテゴリである点にも注意。

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異質ラバーの能力査定基準
①ボールコントロール能力の高さ
②ボールコントロール以外の能力の高さ
③相対評価の高さ

この3つを合わせた総合評価が高いラバーを、能力評価の高いラバーとして評価している。
ボールコントロール能力は、絶対必須というわけではないものの、高ければ高い程良い。
能力査定の際に、
ボールコントロール能力が高いラバーはプラス査定が入りますし、ボールコントロール能力が低いラバーはマイナス査定が入る。
残念ながら、ボールコントロール能力が低いラバーでも、ボールコントロール以外の能力が高いとは限らない。
ラバーの総合評価を文面だけで表現するのは非常に難しいのですが、
ボールコントロール以外の能力を出来る限り表現する為の手段として、ボールコントロール以外の項目も、必要だと思う範囲で項目を用意して、ボールコントロール以外の能力も伝えられるような作りにしようとしている。

また、スピード帯は能力査定になるべく影響させないようにしている。
しかし、ラバーの高弾道性が強くないラバーは、スピードが高い場合、ボールコントロールに悪影響を及ぼしやすく、ボールコントロール能力の査定が少し下がりますので、総合評価にも少しマイナス査定が入る。

総合評価が高いと感じる範囲は、完全固定ではありませんがら、2024年5月時点のブログ内の基準では、検証したラバー全体の1割行くかどうか。
例えば、300種類のラバーを検証したら、これは能力が高くて良いラバーだと思える物は30種類くらいしか行かないかもしれない。

能力査定や相対評価が高いラバーは、そのラバーのカテゴリ内でも上位〜上限クラスの力作として取り扱ったりしておりますし、良いと思ったラバー程、素直に性能の高さを褒めている。

ですので、ラバーの能力査定の高さや相対評価の高さを素直に受け止めてもらえると、性能の高いラバーにたどり着きやすくなりやすいような作りにして、記事を制作する方針を取っている。

【変化系表ソフトラバー(半粒)】はボールコントロールが難しい物が多く、ボールコントロール不良の事故が非常に起きやすいカテゴリであり、ボールコントロール不良の事故が多発している。
また、能力査定や相対評価が高いラバーにたどり着きにくいのも気にかかる。
しかし、能力査定や相対評価が高いラバーもありますので、それらのラバーは、カテゴリ内でも上位〜上限クラスの力作として取り扱っておりますし、
【保管用更新項目①】の記事でも能力査定や相対評価が高いと思ったラバーを記載している。

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裏ソフトラバーの能力査定基準に関しても、ブログ内での査定基準はありますが、

裏ソフトラバーの使用者全体から見た能力査定基準がどうなっているかを考えた場合、

①最大回転量の高さ
②スピードの高さ
③相対評価の高さ

この3つの項目が重視されていると思われる。

特に①が重視されていると思います。
①を重視した上で、どれだけスピードの高さを求めるかは選手によって変わるとは思いますが、
ラバーの粘着性の有無に関わらず、高いスピードを求められやすい傾向にあると思います。
あとは、相対評価も高いと、なお良しともなっているでしょうか。
ボールコントロール性能はほとんど見向きもされていない印象があります。

このブログ内での裏ソフトラバーの検証に関しては、低価格帯の裏ソフトラバーの検証が中心となっており、高価格帯のラバーはほとんど検証しておりませんが、
低価格帯のラバーの中でも、性能の相対評価や能力査定等の総合評価が高いラバー程、性能を褒めています。

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また、
【ショートピンプルの表ソフトラバー】
【変化系表ソフトラバー(半粒)】
【粒高ラバー】
これらの種類の異質ラバーは
難易度を極力上げずにラバーのスピードを上げる事が可能なカテゴリとなっている。

【ショートピンプルの表ソフトラバー】と【粒高ラバー】は難易度を極力上げずにラバーのスピードを上げれる物が豊富に揃っている。
【変化系表ソフトラバー(半粒)】は難易度を極力上げずにラバーのスピードを上げれる物は少ないですが、僅かながらある。

コントロールとスピードの高さを求めたい場合は、コントロールとスピードの高さを求めつつ、それ以外の能力の査定が高いラバーを求めれば、性能の高いラバーにたどり着きやすくなるかもしれませんし、
ブログの製作者も、性能の高いラバーにたどり着く人が1人でも増えてほしいと思い、記事を製作している。

もしスピードが高すぎたと感じた場合は、スピードを調整しつつ、スピード以外の能力及び、相対評価が高いラバーを求めれば良いと思いますし、スピードを微調整しながら能力の高いラバーを探せるだけのラバーのラインナップも、2024年現在のラインナップに揃っていると思います。

【アンチラバー】は
ラバーのラインナップ自体が少ない上に、スピードが高いラバーも少ないですし、このブログ内での検証数も少ない為、まだデータ不足。

【ラージボール用表ソフトラバー】は
①ショートピンプルの表ソフトとして扱える領域のラージボール用表ソフトラバー
②変化系表ソフト(半粒)として扱える領域のラージボール用表ソフトラバー

①か②のどちらかに分類されるものとしている。
(ラバーの検証記事に関しては、プラスチック製硬式40ミリボール(40+)を用いた場合のデータのみ記載している。)
※プラスチック製44ミリラージボール(44+)使用時のデータは記載していない。

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ラバーの能力を定める際は、

◆メーカー公式の性能数値や説明文や名前や見た目の強さ
◆ラバーの格好良さ
◆メーカーの知名度の高さ
◆ラバーに対しての期待感
◆ラバーに対しての高揚感
◆ラバーが獲得した実績

これらの要素によってラバーの能力査定にブレが生じないように、どのラバーも対等な基準で能力査定を行う方針を極力取るようにしている。

対等な基準での能力査定が出来ないと、
◆能力は高いけれど説明文や見た目が強くないラバー
◆メーカー公式の性能数値や説明文や名前や見た目は強く、ラバーの格好も良いけれど、能力は高くないラバー

これらのラバーの能力をほぼ見破る事が出来なくなってしまう為、ラバーの能力を正確に見極めたいと考える場合は要注意。
もしラバーのレビューをする場合に関して言えば、仮にラバーのレビューは出来たとしても、正確な内容のレビューからは遠ざかってしまう。
また、メーカー公式の見解が必ずしも正しいとは限らない。
メーカー公式の見解と、実際の検証結果にズレが生じている場合は、検証結果のズレをきちんと記載する必要があると思いますし、
このブログ内では、
メーカー公式の見解と、実際の検証結果にズレが大きい場合は、専用の項目を設けて検証結果のズレを記載する場合もある。

ラバーに対しての期待感や高揚感や格好良さの影響が現れてしまうと、ラバーに対しての評価が甘くなりやすくなる恐れもある。
しかし、ラバーに対しての期待感や高揚感や格好良さの影響が出ないように過度に意識して、必要以上に厳しい評価を下してしまっても、それは正確な評価を定めた事にはならない。

メーカーの知名度が高いほうが、ユーザーの目にもつきやすいし、取り扱い店舗も多いほうが、ラバーを試してもらうチャンスも得やすい。
どんなに強いラバーでも、ユーザーに試してもらうチャンスが得られないと、ラバーの強さに気付いてもらえない。

また、日本全国クラスや世界クラスで高い実績を獲得したとしても、そのラバーの能力が必ずしも高いとなるとは限らないかもしれない。

日本全国クラスや世界クラスで高い実績を獲得出来る選手は、異質ラバーの欠点や能力の穴を埋める事が出来る。
その為、高い実績を獲得したラバーが必ずしも能力が高いとはならないですし、ラバーによっては、能力評価及び検証結果が思わしくないケースに遭遇する場合もある。
その場合は、もっと能力評価が高いラバーを使ったら、更に高い実績を狙えているのでは…という考えも生まれますし、そう感じるケースも決して珍しくはない。

高い実績を獲得したラバーは、ラバーに対しての評価が特に甘くなりやすい。
ですので、ラバーの能力を正確に見極めたい場合は、実績の高いラバーに対しても、高い実績を獲得していないラバーと対等な基準で能力査定を行う必要がある。

異質ラバーの場合は、能力の高さだけで実績を獲得出来るかどうかが決まるわけではなく、選手の契約メーカーや、ラバーを試してもらえる機会を得られるかどうかの巡り合わせも影響してくる場合もあると思われる。

異質ラバーを使用した選手が高い実績を挙げる事はとても喜ばしい事ですし、それが能力の高いラバーだと、なお嬉しい事なのですが、
高い実績を挙げれる見込みがある能力があるのに、巡り合わせに恵まれず、損をしてしまうラバーも決して少なくはない。

また、ラバーの名前や説明文が強かったり、ラバーが格好良かったり、ラバーが高い実績を獲得したとしても、ラバーの能力自体が変動するわけではない。
ラバーの名前を変えずにラバーの能力を変動させるには、ラバーの金型やゴム配合を変える等の仕様変更をする事が必要となる。
しかし、名前を変えずにラバーの仕様変更をしたとしても、能力が強化されるとは限らない。仕様変更が上手くいかないと、能力が弱体化する可能性もある。

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このブログが
どこまで対等な基準でラバーの能力査定が出来ているかはわからないですし、的外れな記事ばかり書いてしまっているのかもしれませんが、
ラバーの正確な能力を見極めたり、正確な内容のレビューを作成したいと考える事を目指したい人は、
どのラバーも対等な基準で能力査定を行う事が重要であると思いました。

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あとは、ラバーを沢山検証したとしても、ラバーの検証が必ず上手くなるとは限らないかもしれません。
ラバーの検証数を増やせば検証が必ず上手くなるわけではないのは、ラバーの能力査定が難しくなりうる要因の1つとなる。
また、
ラバーを沢山検証する事で、ラバーの評価の基準が激辛に変動する人もいれば、ラバーを検証すればする程ラバーに対しての評価が甘くなりやすい人もいると思いますし、一貫してラバーの評価の基準を変動させずにいける人もいるかもしれない。
ラバーを沢山検証した時に、ラバーの評価の基準がどう変動するかも、やってみないとわからない。