変化系表ソフトラバー(半粒)のカテゴリ分けをする際、 

回転影響の受けにくさをブログ内の基準で計測し、防御特性という項目を用いて、記事に記載している。


防御特性は

①回転影響の受けにくさ

②粒の変形のしやすさ

③粒の硬度

この3つを見た上で、変化系表ソフトが表ソフト寄りか粒高寄りか、カテゴリを判断している項目。


基本的には回転影響の受けにくさを見るのを主体としている。

回転影響の変動具合は、粒の変形のしやすさや粒の硬度も影響すると思われますが、シートのゴム配合や粒形状やスポンジの有無やスポンジ硬度やスポンジの厚さも影響してくると思いますし、ラバーの構造によって複雑に評点が変動しますので、計測がとても難しい。


防御特性の計測方法は、粒高ラバーとアンチラバーの【回転影響の受けにくさ】と同じ計測方法を用いている。


ですので、変化系表ソフトラバーの防御特性を数値化して評価した評点と、粒高ラバー、アンチラバーの回転影響の受けにくさを数値化して評価した評点は、3種類兼用で取り扱えるものとなっている。


しかし、回転影響の受け具合を表現する記述はラバーの種類によって異なりますので注意。


例) 防御特性or回転影響の受けにくさが7.5点の場合

【変化系表ソフトラバー】

半粒としては回転影響やや受けにくい

【粒高ラバー】

粒高としては回転影響やや受けやすい

【アンチラバー】

アンチラバーとしては回転影響受けやす過ぎず受けにく過ぎず


ラバーの種類ごとに回転影響を表現する記述は異なりますが、評点はどれも7.5点の為、

回転影響の受け具合自体は同じ位置付けとなる。


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2023年9月以降

硬式用表ソフトラバーとラージ用表ソフトラバーも、防御特性の数値を公開する事で、回転影響の受け具合がわかるように、防御特性の仕様を調整。


防御特性の評点は−3点〜10点


−3

−2

−1

−0.5

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

4.5

5

5.5

6

6.5

7

7.5

8

8.5

9

9.5

10


−3点〜−1点までは1点刻みで評価が変動。

−0.5点〜10点までは0.5点刻みで評価が変動。


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【変化系表ソフトラバーの防御特性ごとの回転影響の受けにくさの簡易内約】


−3

−2

−1

−0.5

0 ショートピンプルの表ソフト並に受けやすい

0.5 ほぼショートピンプルの表ソフトに近いくらい受けやすい

1 ショートピンプルの表ソフトに近いくらい受けやすい

1.5 ショートピンプルの表ソフトに近いくらい受けやすい

2 受けやすいほう

2.5 やや受けやすい

3 やや受けやすいほう

3.5 少し受けやすい

4 少し受けやすいほう

4.5 ほんの少し受けやすい

5 中間基準

5.5 ほんの少し受けにくい

6 少し受けにくいほう

6.5 少し受けにくい

7 やや受けにくいほう

7.5 やや受けにくい

8 受けにくいほう

8.5 粒高に近いくらい受けにくい

9 粒高に近いくらい受けにくい

9.5 ほぼ粒高に近いくらい受けにくい

10 粒高並に受けにくい


現時点までに検証した変化系表ソフトラバーは0点〜9.5点の範囲内の評点に収まる。

現時点では−0.5点以下と4.5点と5点と10点をマークする変化系表ソフトラバーは無し。


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【硬式用表ソフトラバーの防御特性ごとの回転影響の受けにくさの簡易内約】


−3 表ソフトラバーとしては受けやすい

−2 表ソフトラバーとしてはやや受けやすい

−1 表ソフトラバーとしては少し受けやすい

−0.5 表ソフトラバーとしてはほんの少し受けやすい

0 中間基準


現時点までに検証した硬式用表ソフトラバーは−3点〜0点の範囲内の評点に収まる。

0.5点以上をマークした場合は、総合特性も0.5点以上をマークする為、変化系表ソフトラバーに分類しないといけないくらいの特性となる。

しかし、現時点では0.5点以上をマークする硬式用表ソフトラバーは無し。


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【ラージボール用表ソフトラバーの防御特性ごとの回転影響の受けにくさの簡易内約】


−3

−2

−1 ショートピンプルの表ソフトとしては少し受けやすいラバーと同等くらい受けやすい

−0.5 ショートピンプルの表ソフトとしてはほんの少し受けやすいラバーと同等くらい受けやすい

0 ショートピンプルの表ソフト並に受けやすい

0.5 ほぼショートピンプルの表ソフトに近いくらい受けやすい

1 ショートピンプルの表ソフトに近いくらい受けやすい

1.5 ショートピンプルの表ソフトに近いくらい受けやすい

2 ショートピンプルの表ソフト寄りなくらい受けやすいほう

2.5 やや受けやすい


現時点までに検証したラージボール用表ソフトラバーは−1点〜2.5点の範囲内の評点に収まる。

また、

防御特性が0点以下の場合は、総合特性も0点以下となる為、ブログ内ではショートピンプルの表ソフトとして扱える領域のラージボール用表ソフトラバーに分類している。

防御特性が0.5点以上の場合は、総合特性も0.5点以上となる為、ブログ内では変化系表ソフト(半粒)として扱える領域のラージボール用表ソフトラバーに分類している。