〈粒高ラバー〉
黒 OX
サイズ 縦170mm×横170.5mm
パッケージ開封前 66.8g
全開封後 20.6g
カット後重量 16.0g (縦163mm×横159mm)
※シェークラケットの寸法で、接着剤の重量は含まない。
重量比 0.776 (16.0g÷20.6g)
〈シート厚〉
ベース 0.3mm程
粒の高さ 1.6mm程
トータル 1.9mm程
〈粒形状〉
粒の高さ 1.6mm程
粒直径 1.55mm程
アスペクト比 1.032程
円柱
〈粒間隔〉
縦 3.783mm程
横 1.505mm程
斜め 1.526mm程
合計値 6.814mm程 (結構高め)
〈粒配列〉
横目
〈粒表面の布目〉
あり(荒い)
〈巨龍公式の性能数値〉
スピード 4.5
スピン 8
THICKNESS OX/0.9mm/1.5mm
(フリースペース①)
中国卓球メーカー。
巨龍から販売しているテンション系粒高ラバー。
巨龍独自のトランポリンテンション搭載のラバーですが、巨龍公式のスピード値は4.5と、テンション搭載のわりにはやけに低い数値。
公式の説明文によりますと、柔らかな粒高ラバーとの記述はありますが…?
粒の高さは少し高め。粒直径は1.55mm。
アスペクト比は1.032程。
粒配列は横目。粒形状は円柱。
粒間隔の合計値は結構高めで、粒間隔は結構広い。
①シート硬度及び粒硬度 5.5 (ほんの少し硬め)
シート処方はほんの少し硬めだと思いました。
②粒の曲がりやすさ 5.5 (ほんの少し曲がりやすい)
シート処方はほんの少し硬めではあるものの、粒間隔が結構広く、円柱形状な影響が上手く働いてくれるおかげで、粒はほんの少し曲がりやすくなっている。
軽いインパクトでも粒は深く曲がってはくれますが、やや強いインパクトを起こせれば、粒の潰れも発生しながら深く曲がってくれる。
③シート重量 3.5 (やや軽め)
OXのラバーとしてはやや軽めの数値が出ました。
④難易度 8+α (やや難しめ)
粒の特徴としては
◆シート処方はほんの少し硬め。
◆粒間隔は結構広い。
◆シートにトランポリンテンションが搭載されている。
◆粒高として弾みは少し強めで、飛距離も少し伸びが出やすい。
◆ボールの減速は効きやす過ぎず効きにく過ぎず。
◆打球感は少し硬め。
◆衝撃減衰効果は高すぎず低すぎず。
◆球離れはほんの少し早い。
◆【高弾道性の強さ −1】弾道は少し直線弾道気味になりやすく、弧線は少し作りにくい。
◆ボールの軌道のブレは少し生じやすい。
◆ボールの不可解な滑りが起きやすいタイプではない。
◆【回転影響の受けにくさ 10】粒高としては相手の回転の影響は受けやす過ぎず受けにく過ぎず。
等の特徴があると思います。
粒はほんの少し硬めで、
シートにテンションが搭載されている。弾みは少し強めで、飛距離も少し伸びが出やすい。
ボールの減速は効きやす過ぎず効きにく過ぎず。
ボールのブレは少し生じやすい。
ラバーの低弾道性は少し強め。また、高弾道な球は少し出しにくくなっておりますし、ボールが少し持ち上がりにくい。
打球感は少し硬めで、球離れはほんの少し早い面はあるものの、
衝撃減衰効果は高過ぎず低過ぎず。
扱いにおいては
極端な扱いの難しさではないものの、ボールの軌道を自分でしっかり制御する事は必要となりやすい。また、球離れもほんの少し早い。
扱いはやや難しめくらいの位置付けと判断し、
難易度の評点は8+αにしました。
(フリースペース②)
キレや変化量に関しては
自分から回転を作る際の回転発生の成功率は高過ぎず低過ぎず。
最大回転量はOXの粒高ラバーとしては少し高め。
回転量を伸ばすには球離れの早さに負けずに強いインパクトを起こす必要がある。
【変化の強さ 9.25】
ただボールを当てるだけだと相手の回転は少し残ってくれる事が多い。
変化は粒高ラバーとしてはほんの少し強め。
ナックル気味の球は出しにくい。
(簡易まとめ)
シート処方及び粒硬度はほんの少し硬め。
粒の高さは少し高めで粒直径は1.55mm程。粒配列横目。円柱形状。
粒間隔は結構広い。
巨龍独自のトランポリンテンション搭載の粒高ラバー。
自分から回転を作る際の回転発生の成功率は高過ぎず低過ぎず。
最大回転量はOXの粒高ラバーとしては少し高め。
回転量を伸ばすには球離れの早さに負けずに強いインパクトを起こす必要がある。
変化は粒高ラバーとしては少し強め。
ラバーの低弾道性は少し強め。また、高弾道な球は少し出しにくくなっておりますし、ボールが少し持ち上がりにくい。
弾みは少し強めで、飛距離の伸びは少し出やすい。
球離れはほんの少し早い。
ボールの軌道のブレは少し生じやすい為
ボールコントロールは自分からしっかり行う必要が生じやすいかもしれません。
ですが、テンションラバーとしてはスピードはわりと控え目かも…?
変化はほんの少し強めなラバーだと思いましたが、ボールコントロールはやや難しめではあると思いましたので、攻守の安定性は自分で確保する事が必要になるラバーであるとも思いました。

