サイズ 縦164mm×横165mm
パッケージ開封前 75.9g
全開封後 50.8g
カット後重量 40.8g (縦163mm×横160mm)
※シェークラケットの寸法で接着剤の重量は含んでいない。
重量比 0.803 (40.8g÷50.8g)
シート厚 1.45mm程
(ベース0.8mm程+粒0.65mm程)
スポンジ厚 2.05mm程
シート+スポンジ厚 3.5mm程
〈729公式の性能数値〉
スポンジ硬度 40° (729基準)
MADE IN CHINA
(フリースペース①)
中国メーカー。
729(フレンドシップ)か販売しているアンチラバー。
シートには吸着フィルムが貼られている。
804のシートにテンション入りのソウルメイトスポンジを付加した新型のモデル。
シートの粒配列は横目。
①シート硬度 6 (少し硬め)
少し硬めくらいのシート処方。
恐らく、普及版の804と共通のシート処方と思われる。
②スポンジ硬度 5 (中間硬度)
729公式のスポンジ硬度は40°
中間硬度くらいかそれより僅かに上…?って思う硬度と感じました。TSP基準日本硬度換算だと35°付近か36°付近と思う範囲の硬度。
気泡なし。クリームスポンジ。
普及版804と違い、気泡がなくなっていていますが、スポンジ硬度はこちらのほうが柔らかくなっている。
③全体硬度 5.5 (ほんの少し硬め)
2.05mm程のスポンジ入りでの検証。
全体硬度及び、打球感の硬さはほんの少し硬めと感じましたので、評点は5.5点に。
④シートの粘着力 3 (ややツルツル)
アンチラバーとしては、ややペタつきがありながらも表面のツルツル感は保っている感じ。
※この数値は必ずしもスピンの最大値を表す数値ではなく、シート表面の粘着力の強さのみを表した数値
⑤総重量 6.5 (やや重め)
2.05mmのスポンジ入りでの測定。
ブログ内の基準ではやや重めの数値が出る。
普及版804よりも軽いスポンジを使用してるとは思いますが、スポンジ厚さの差により、普及版804(1.4mm)よりも少し重くなっている。
⑥難易度 9.5 (かなり難しめ)
このラバーの特徴としては
◆【シートの粘着力 3】アンチラバーとしては、ややペタつきがありながらも表面のツルツル感は保っている感じ。
◆シートのベースは少し肉厚気味。
◆シート硬度は少し硬め。
◆スポンジ硬度は中間硬度付近。
◆全体硬度や打球感はほんの少し硬め。
◆弾みはアンチラバーとしてはやや強めで、飛距離の伸びもやや出やすい。
◆スポンジは弱めのテンションがかかっており、ボールの弾力を落とすタイプのものではないと思われる。
◆ボールの減速は少し効かせにくい。
◆球離れはほんの少し早めではありますが、球持ちは確保出来ている。
◆弾道は弧線弾道か直線弾道になりやすいかの判断は微妙なところですが、弧線は少し作りにくい。
◆ボールの軌道のブレはやや生じやすい。
◆【回転影響の受けにくさ 5.5】アンチラバーしては相手の回転の影響は少し受けやすい。
◆ボールの不可解な滑り落ちの危険性はアンチラバーとしては少なめではあるものの、滑り落ちの不安が全くないわけではない。
等の特徴があると思います。
アンチラバーとしてはボールの滑り落ちの危険性は少なめではあるものの、
ボールの弾みの抑えにくさがやや垣間見える。
オーバーミスには注意。
ボールの軌道のブレもやや生じやすく
アンチラバーとしては相手の回転の影響も少し受けやすい。
ラバーの扱いはかなり難しめと判断し、
難易度の評点は9.5点にしました
(フリースペース②)
ボールの球質や変化に関しては
自分から回転を作る際の回転発生の成功率はほんの少し低め。
最大回転量はアンチラバーとしてはほんの少し高め。
しかし、裏ソフトラバー程の最大回転量の高さではない。
【変化の強さ 7】
あとはスポンジのテンションの強さに関しては、
テンションの強さは控えめ。
高弾性スポンジとあまり変わらない気がします。
飛距離の伸びが少し出やすくなっている程度の控えめなテンションと判断。
(簡易まとめ)
729のアンチラバー。
804に微弱テンション入りのソウルメイトスポンジを組み合わせた新型のモデル。
シート処方や粒形状は普及版804と共通。
シート処方は少し硬めで、ベースが少し肉厚気味くらいのシートに、中間硬度付近の微弱テンションスポンジを組み合わせる。
全体硬度や打球感はほんの少し硬め。
シートの粘着力の評点は3点。アンチラバーとしては、ややペタつきがありながらも表面のツルツル感は保っている感じ。
自分から回転を作る際の回転発生の成功率はほんの少し低め。
最大回転量はアンチラバーとしてはほんの少し高めですが、裏ソフトラバー程の最大回転量の高さではない。
変化はアンチラバーとしてはほんの少し弱め。
アンチラバーとしてはボールの滑り落ちの危険性は少なめではあるものの、
弾みはやや強めで、飛距離の伸びもやや出やすく、ボールの減速は少し効かせにくい為、ボールの弾みの抑えにくさがやや垣間見える。
オーバーミスには注意。
また、ボールの軌道のブレもやや生じやすく、アンチラバーとしては相手の回転の影響も少し受けやすい。
普及版の804よりはボールコントロールの悪さはほんの少し抑えられているとは思ったものの、
SOULMATE 804もボールコントロールは悪さは残っており、
ラバーの扱いはかなり難しめと思いました。
ボールをコントロールを失わないようにするには、
相手の回転に負けずにやや強めな弾みとボールの軌道を制御する技術や精度が問われてくると思いますが、技術や精度が足りないと、ボールをコントロールを失い、自滅してしまいやすいですので、ラバーの扱いの難しさに呑まれないよう、要注意。