サイズ 縦175.5mm×横170.5mm
パッケージ開封前 69.5g
全開封後 45.2g
カット後重量 33.2g (縦162mm×横158mm)
※シェークラケットの寸法で接着剤の重量は含んでいない。
重量比 0.734
シート厚 1.5mm
(ベース0.65mm程+粒0.85mm程)
スポンジ厚 1.0mm
シート+スポンジ厚 2.5mm
〈粒配列〉
縦目
〈JUIC公式の性能数値〉
スピード 4
スピン 3
スポンジ硬度 S
(フリースペース①)
JUICのアンチラバー。
シートのベースは少し薄い。
やや硬めのシートに、柔らかいスポンジを組み合わせている。
①シート硬度 6.5 (やや硬め)
シート処方はやや硬めくらいの処方だと思いました。
②スポンジ硬度 1.5 (柔らかい)
TSP基準日本硬度に換算すると20°付近に感じる柔らかさ。
少し気泡のあるホワイトスポンジ。
③全体硬度 6 (少し硬め)
薄(1.0mm程)のスポンジ入りでの検証。
シート処方はやや硬めなものの、
スポンジ硬度が柔らかい影響も現れる為か、
全体硬度や打球感は少し硬めくらいに感じる。
評点は6点に。
④シートの粘着力 2 (ツルツル)
アンチラバーの名前に相応しいツルツルのシート表面。しかし極端にツルツルというわけではなく、ほんの僅かながらベタつきがある。
※この数値は必ずしもスピンの最大値を表す数値ではなく、シート表面の粘着力の強さのみを表した数値
⑤総重量 4.5 (ほんの少し軽め)
薄(1.0mm程)のスポンジ入りでの測定。
ブログ内の基準ではほんの少し軽めの数値が出る。
⑥難易度 9 (難しい)
このラバーの特徴としては
◆ 【シートの粘着力 2】シート表面がツルツルしているが、ほんの僅かながらベタつきがある。
◆シートのベースは少し薄い。
◆シート硬度はやや硬め。
◆スポンジ硬度は柔らかい。
◆全体硬度や打球感は少し硬め。
◆弾みはアンチラバーとしてはやや弱めで、飛距離の伸びも出やすいタイプではない。
◆スポンジはボールの弾力を落とすタイプのものかもしれない…?
◆ボールの減速は少し効かせやすい。
◆球離れは少し早めではあるものの、球持ちはある程度確保出来ている。
◆弾道は少し直線弾道気味になりやすく、弧線は少し作りにくい。
◆ボールの軌道のブレは生じやすい。
◆【回転影響の受けにくさ 10】アンチラバーしては相手の回転の影響は少し受けにくい。
◆ボールの不可解な滑り落ちが発生する事かあり、ボールの滑り落ちに対してやや不安がある。
等の特徴があると思います。
ボールの弾みはやや弱めで、ボールの減速も少し効かせやすい。
アンチラバーとしては相手の回転の影響を少し受けにくい。
しかし、ボールの不可解な滑り落ちが発生する事があり、ボールの滑り落ちに対してやや不安があるのが厄介ですし、ボールの軌道のブレも生じやすい。
ラバーの低弾道性も少し強め。
低弾道性の強さやボールの不可解な滑り落ちやボールの軌道のコントロール不良によるネットミスには要注意。
ラバーの扱いは難しいと判断し、
難易度の評点は9点に。
(フリースペース②)
ボールの球質や変化に関しては
自分から回転を作る際の回転発生の成功率は高過ぎず低過ぎず。
最大回転量はアンチラバーとしては少し低め。
強い回転は作りにくい。
【変化の強さ 8】
(簡易まとめ)
シート処方はやや硬めで、ベースが少し薄いシートに、柔らかいスポンジを組み合わせたアンチラバー。
全体硬度や打球感は少し硬め。(スポンジを厚くすれば全体硬度や打球感はほんの少し硬めくらいになると思われる。)
シートの粘着力の評点は2点。シート表面がツルツルしているが、ほんの僅かながらベタつきがある。
変化はアンチラバーとしてはほんの少し強めとは思うものの、ナックル気味の球は少し出しにくい。
自分から回転を作る際の回転発生の成功率は高過ぎず低過ぎず。
最大回転量は少し低めで強い回転は作りにくい。
ボールの弾みはやや弱めで、ボールの減速も少し効かせやすい。
アンチラバーとしては相手の回転の影響を少し受けにくい。
しかし、ボールの不可解な滑り落ちが発生する事があり、ボールの滑り落ちに対してやや不安があるのが厄介ですし、ボールの軌道のブレも生じやすい。
ラバーの低弾道性も少し強め。
低弾道性の強さやボールの不可解な滑り落ちやボールの軌道のコントロール不良によるネットミスには要注意。
ラバーの扱いは難しい。
相手のボールのスピードを抑えやすいラバーではありますが、
ボールの不可解な滑り落ちに対してやや不安があるのが厄介になってしまっている点と、ボールの軌道のブレが生じやすい点がある為、技術や精度が足りないとボールコントロールを失いやすく、自滅してしまいやすいですので、ラバーの扱いの難しさに呑まれないよう、要注意。