仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  技術と格闘した男 本田宗一郎 | 仕事ができるビジネスマンになるための方法

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  技術と格闘した男 本田宗一郎

著書名 : 技術と格闘した男・本田宗一郎
著者名 : NHK取材班
出版  : NHK出版
定価  : 1,300円(本体1,262円)


戦後、本田技研工業を創業し、世界の自動車メーカーに本田宗一郎氏。「Our Dream Come True(我々の夢は実現する)」という言葉をかがえ、次々と世に製品を送り出していった本田氏の人間の大きさが伺える一冊。

「世界視野」に立て
戦後の270ものメーカーが競争するなかで、日本一を目指すのではなく世界を目指すという姿勢を示し、海外から積極的に機械を導入し、ライバルの見学を拒んだことがなかったといいます。産業全体を引っ張るという志の高さ、度量の大きさを感じます。

他人に迷惑をかけることだけはしない。
京都へ社員旅行に行ったときにかなり豪快な遊びを本田技研で実施したそうです。ホンダ専用金券なるものをつくり、京都中をホンダ社員が飲み歩きました。そんな派手な遊びをしながらも帰りにはすべてゴミを持ち帰り京都市長を感激させました。また、本社ビルを作る時に、最初は全面ガラス張りのスタイリッシュなつくりで話がすすめられていました、「ガラスが割れて下にいるお客様が怪我をしたらどうするんだ!」と本田氏の一喝で冊子がつけられたそうです。自由奔放にやるが、人様に迷惑をかけない範囲ないでという精神を常に大事にしていたのがうかがえます。

妥協を許さず
本田氏の妥協を許さない精神をあらわしているこんな話がありました。
本田氏によばれて工場所長が急いでかけるつけると、いきなり殴られてしまいました。六角ネジのボルトを締め上げるときのヤマが2ミリぐらいでよいところを5ミリぐらいでていたそうです。1000人もの部下を抱える所長なので細かいところに目がいきとどかないときもあるでしょう。弁明の余地もみんなの前で殴られしかられてしまいました。悔しくて辞表をたたきつけてやる!と思い顔を上げると、本田氏が目に涙をためていました。それを見たら所長は何もいえなくなってしまい、本気だなと思ったそうです。細かなところを厳しくやらないと信頼できる製品がつくれないということをわかってほしかったんだなと思ったそうです。

素直さがいちばん
人間というのは自分のやっていることだけが正しいというようにものを見る、だから人の立場で考えるということがいかに大切かというその一点だけ。失敗したときはこそ、自分よりも、他人の見方、考え方に素直に耳を傾けてみろと言おうとしているのです。

自分のために仕事をするときが、いちばん力が出る
会社のためになんてことを言ってはいけない。自分のために会社を選んで入ったのに、入ったとたんに会社のために働くといいはじめる。仕事は自分のためにしないといけない。自分のルールでやらないといけない。自分に素直でないといけない。