仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  脳を活かす勉強法 | 仕事ができるビジネスマンになるための方法

仕事ができるビジネスマンになるためのビジネス書籍  脳を活かす勉強法

著書名: 脳を活かす勉強法  
著者名: 脳科学者 茂木健一郎(もぎ けんいちろう)氏
出版 : PHP研究所
定価 : 本体1,100円(税別)

今ではテレビにも出演し、数多くの出版書も世にだしている茂木健一郎氏。

しかし、小さいころから秀才だったわけではありませんでした。むしろ、最初の頃は学校の勉強や生活に適応することができませんでした。

そんな茂木氏が秀才に押し上げたのが、「勉強の仕方=脳を活かす勉強」がわかったからです。

本文より
最初は取り立てて秀才とはいえなかった僕が、なぜそれぞれの学校で学年一位になることができたのか。その過程において、いったい僕に何が起こったのかということです。それは「勉強のしかたが分かった」からに尽きます。

茂木氏が発見した、脳を活かす勉強方とは「強化学習、タイムプレッシャー、瞬間集中法」の3つです。


「強化学習」とは?

強化学習とは、人間が勉強などの行動をとったあとに得る「ある報酬」により脳からドーパミンが放出され、脳が喜びを感じ、またその喜びを得ようと同じ行動をとり学習していくことを意味しています。

例えば、茂木氏の場合は、勉強(行動)をして知識(報酬)を得るのがうれしくて、また勉強(同じ行動)をするというもの。他にも、子供が部屋を掃除(行動)をして、親からほめられた(報酬)のがうれしくて、また掃除(同じ行動)をするというのも同じことを言っています。

大切なのはドーパミンによる学習のサイクルが回ることが大事なのです。

そして、ドーパミンを放出させるのに必要なのは、「喜び」です。

脳に喜ぶような学習サイクルを回すことが脳を活かした勉強法なのです。


「タイムプレッシャー」とは?

脳は強い負荷を好みます。負荷を全くかけなければキャパシティーは伸びません。そこでおすすめなのがタイムプレッシャー=制限時間を決めることです。より短い時間で問題を解くと脳は刺激を受けドーパミンを放出し、脳は喜びを感じます。つまり強化学習へと入ることによって、学習サイクルが強化されるのです。


「瞬間集中法」とは?

速さ、分量、没入感を経験することにより集中力をつけることができます。まずは自分の集中力をつけることが大切です。アスリートでいう「球が止まって見えた」「パスの道筋が見えた」と言えるほどの集中=熱中できる力をつけることが大切。集中力がつきさえすれば、時間を決めて「○○時からやるぞ!」ではなく、やろうと思った瞬間に勉強に没頭できるようになるのです。


本書での最大のポイントは「脳に喜びを与える」仕組みを作ってあげるということです。人それぞれ喜びを感じる瞬間があるはずです。その瞬間が来たときにとおり過ごしてしまわないように、強化学習のサイクルを意識的に回しはじめるのが良いでしょう。

本文より
人間にとって、学習とはもっとも価値のある行為であり、脳を喜ばせるための最大の快楽なのです。