皆さんは、日々のダニ対策はどのようにしていますか?
洗濯はもちろん、天日干ししたり掃除機をかけたり、電気乾燥機を使用したりと人によって色々だと思います。
電気乾燥機は、ダニ対策として使用している人はかなり多いのではないでしょうか。
しかし、電気乾燥機は50度程度までしか上がらないので、ダニは抹殺できません。
50度程度までだと、ダニは仮死状態のままなので、完全にはいなくならないのです。
ダニは生活の至る所に潜んでいて、ダニが原因でお子様がアトピーになると、アレルギー連鎖により、
大人になったら喘息や花粉症になる可能性が高くなってしまいます。
お子様の安全や健康のためには、ダニ対策をしっかり行うことをおすすめします。
ちなみに、現在発見されているダニはなんと5万種類以上いるそうです。
しかし、日本での生活で見られるダニは15~20種類程度です。
その中でも、室内で多く生息するダニは約6種類程度で、次のように分類することができます。
- チリダニ科
- イエササラダニ科
- ツメダニ科
- コナダニ科
- ホコリダニ科
- ニクダニ科
では、この中でも特に室内で多く見られる「チリダニ」と「イエササラダニ」について詳しく見ていきましょう。
【チリダニ科】
室内で最も多いと言われているのがチリダニ科で、死骸やフンがアレルギー疾患の原因となる可能性があるので注意が必要です。
また、大型のダニのエサとなるので、早めに対策したほうが良いダニでもあります、
チリダニがエサとするのは、人間の毛髪や垢、ふけ、ほこり、食べかすなどです。
そのため、室内を不潔な環境にしていると、チリダニはどんどん増えてしまうのです。
チリダニの主な生息場所は、布団やカーペット、ベッド、ソファーなどの布製品になります。これらをしっかり乾燥機にかけ、正しいダニ対策をすることがおすすめです。
【イエササラダニ科】
チリダニ科の次に多いと言われているのがイエササラダニ科です。
このダニは、マンションなどの集合住宅ではあまり見かけないのですが、築2年以内の日本家屋で多く見かけます。
畳の上で大量発生することがあるので、和室があるご家庭は注意が必要です。