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旦那と過ごす地獄の30分間。
1,2分おきに1分以上の陣痛が来て、
その間ひたすら耐えるワタシとお尻を押す旦那。

陣痛と陣痛の間もあまり記憶がないというか、
朦朧としていて、たまに旦那が、

おとうさん。「がんばれ」
おとうさん。「あともうちょっとや」
おとうさん。「・・・生きてるか?」
おとうさん。「ポカリ飲むか?」
とか声をかけてくれるんやけど、



ガチ無視でした。爆



飲みたいときだけ「うん」て言うくらい。笑
後は完全スルー。ごめんねw

だって頑張ってるし、
後30分は先生来んのも解ってるし、
いっそ死んでたら楽だよねって域に達してたし、
ポカリ飲むか飲まんかくらいしか現実的じゃなかったんやもん。爆



PM2:30
30分待った後、再度先生が来て分娩再開。
2回目の分娩がw開始w


なのに~

待ちに待ってたはずなのに、
いざイキむとやっぱりなんか違うくて。


思えば、ヒネのときも赤ちゃんが下におりてくる感覚が・・・とかはよく解らなくて、陣痛の痛む位置がどんどんおりてくるからここに頭があるんだなくらいで、いざ出産のときはもう、イキんでたら先生がうまいことしてくれて産まれましたーって感じやったの。

ただ「上手にいきめてるよー!その調子!」って褒められて、
「声出して息しない!」って怒られてw、
なんかそれで産まれてきたって感じ。


でも今回は、
お尻を前に出して!
ちがうちがう!
背中はつけて頭だけ起こす!
背中起こさない!
頭だけ!そう!お腹の方見て!

もーーーーーー!!
どうやっていいんかわからん!!

みたいな。
もう産まれる気がしないって思えてきて、

顔「先生このまま生まれんかったらどうするの?」

って聞いてしまったくらい。


先生は、当たり前やけど「そんなわけないし大丈夫や」って言うてくれたけど、なんかどうしようもなく弱気になってしまった2回目のイキみ。


吸引もバルーンもしたと思う。


陣痛はもちろん痛くて、
麻酔越しやからかそういう処置に痛みはないけど
嫌な感覚?がすごく鮮明で、

とにかく自分が上手に産めないダメな母親に思えてきた。


すると先生が、
医者「これは・・・」

って感じで、もう1度休戦宣言。



ええええええええええ?!?!?!?!


待って待って!!ごめんなさい!!
弱気なこともう言わんからごめんなさい!!

本気でがんばるよ!がんばってたけど!もっとがんばる!
がんばるから!!

がんばるからあああああああ!!!!


「置いてかんといてええええ!!いかんといてええええ!!!!」


通り過ぎる看護師さんにもすがりつくw



もうお腹切ってくれてもいいんで!
かっさばいてくれていいんで!
お願いしますどうか!どうか!!!

と思うワタシに、また旦那投入。


いらんねん!
この人ちゃうんねん!!

今ワタシに必要なのは、


先生!!


あなたなんです!!


せんせえええええええええええ!!!!!







そしてここで発覚したのは、



ハツさん、まさかの


逆回転




膣の中で迷子になってました。爆




普通赤ちゃんは、
子宮の収縮と息を合わせながら旋回することで前に進みます。

興味ある方は、
シミュレーションの動画とかもググるとあるので
ぜひ見てみてください。


旋回の方向は決まっていて、
お母さんと対面するようにお股側を見ながら出てきます。


それがハツさん、まさかの逆回転。


それでスムーズにおりてこれなかったもよう。



原因が解ったので、改めて旋回を戻してあげようと。

左を下にして、更に1時間待機に。




なん・・だと・・・?

1・・じかん・・・?


この頃にはお腹でもお尻でもなく、
股の間の骨?に激痛が。

看護師さんに訴えると、「旦那さん!」と旦那が呼ばれ、
分娩台のワタシの股側(先生側)に座らされ、

「ココ(ワタシのお股)を拳で押してあげてください!」


まさかの旦那がwwwwwwww



分娩台も下がっていたし、足も閉じて、
ただ左側を下にして横になる体勢だったけど、


ここからは、もうイキみを逃さなくていいよと言われ、
1分もたたずにくる陣痛のたびに
本能に任せてイキんだり痙攣のように震えたり、
後々手や足にワタシ自身が掴んだ爪痕がたくさんありました。苦笑



この1時間で、

ワタシの淡い3人目希望は完全に打ち砕かれました。チーン