母親の耳ってのは、


母親しか持っていない補聴補完機能が備わっていると思うワタシです。



周りからしたら「え?何て言ってるの?」レベルでも

母親にだけは通常の会話レベルに変換されて聞こえる機能。


単語の言い間違いや接続詞の補完が無意識に行われて、

傍目には宇宙語のはずなのに母親はスムーズに会話。



だからワタシの中でヒネはとてもよくお話をするんだけど、

そしてそれは結構早くからだった気がしているんだけど、


その機能が無意識に作動してるが故かもしれないし、

本当は傍目には同年代同程度なのかもしれない。



そして、もはや今となっては、

正直いつからどの程度話せていたのかはっきり解らない。



その場の感情や気持ちだけじゃなくて、

状況や事実を説明しようとする場面も多くなって、


端的な説明でなく、

長い文構成が頭の中で繰り広げられているような気がする~



といったことが、

いつからで、そしていつまでは本当はどうだったのか、解らない。




最近そういうことをすごく考えるようになったのは、


すごく気になることができたから。




最近のヒネさん。




「ママ、聞いて。あのね。」から本題に入るまでの間が




ヒジョーーーーーーに長い。




その間ずーーーーーーーーっと、

壊れたレコード盤のように(この言い回し古いんかねw)


「あのね、ひーちゃんね、あのね、あの、あのねひーちゃんひーちゃん・・・」



(´-`)・・・。




「ちゃんと聞いてるからゆっくり話して。」って言っても、

ずーーーーーーーっと


・・・アノネアノアノエットネ(´-`)ヒーチャンネアノネアノアノアノ・・・



これは一体。

(◎_◎;)


そしていつからこうなったんだろう?




あくまで

「ちゃんと聞いてるよ。大丈夫だよ。」の姿勢でいるし、

そう本人にも伝えてはいるんだけど、



でもぶっちゃけ、たまにイラッとするときもある。

考えてから話さんかい!ってなってくる。




ワタシが聞こえてなかったりするときも、

繰り返し同じことをずーーーーっと言うの。


「ママ、○○が~~したよ。ママ。ママ○○が~~した。ママ・・・」




たどたどしくも順序立てて説明できるようになってきたな~

と思っていた矢先、


どうも最近こんな感じで。




この前も、

寝室でしまじろうを見ていたヒネが

洗面所で髪を乾かすワタシのところへやってきて、


「ママ、あの、あのねあのあのヒーちゃん、あのーあの、しちゃった。ジャリジャリなった。ひーちゃんがジャリジャリ・・・」



意味不明過ぎて、なのにもうずっとそれの繰り返しで、

ちょっと1回ストップして整理してから話そうよ!って感じだった。


本人も「じゃぁとりあえず現場を見てよ!」ってなりもせず、

ずっとずっと「あのね」と「ひーちゃん」と「ジャリジャリ」を繰り返すだけ。


結局、見るのが1番早いってんで寝室へ向かったら、


どうやらテレビのリモコンがヒネの枕の下にあったらしく

ボタンが触れてしまじろうからアナログchの砂嵐に飛んだと。



こういうわけだった。




言いたいことが整理されず、

だけどなんとか説明したいのはとても解る。


本当に一生懸命「あのね」と繰り返して、

そんなヒネに頑張れ頑張れとも思うんだけど、


内心、なぜ急にこうなったんだろう。って疑問ばかり。



それとも、これまでスムーズにできていたと思っていた会話は、

ワタシの母親補聴機能が補完してくれていただけなのかしら。




これまですることのなかった「長文の組み立て」をするようになった進歩なのか、単にどもりが酷くなっている何かの現れなのか、本当に解らないわ・・・えー





とりあえず、ワタシ自身若干早口らしいので、


それを気を付けつつ様子を見ようと思います・・ちらり