安達式記憶術は「学校の授業に出て、先生の話すことをすべて覚える」というものです

 

集中力はそんなには持続しません

これは誰もが経験しているところです

 

しかし安達式記憶術では、これができているということです

どこがキーとなるのでしょう

 

「考えたり、記憶したり」というのは、各自が持っている既存の知識やデータなどを引き出してきて

新たな情報とミックスしてさらに新たな情報を獲得する作業です

 

これをつかさどるのは脳の中の海馬という場所といわれていますが

コンピューターの情報処理機能と似ています

というより、コンピューターの情報処理は人間の脳の仕組みを真似たものでしょう

 

情報を保存しておくのが大容量のROM、

組み合わせたり、混ぜたりと情報処理するのはCPUの役目です

これを大脳で見てみるとROMが新皮質、CPUが海馬といったところです

 

ところで人間の記憶の仕組みである新皮質や海馬にはそれぞれ特徴があるということです

安達式記憶術はこの大脳の記憶の仕組みと特徴をうまくとらえた記憶法なのです

 

それが、「授業内容を覚える」 「長時間続けられる」という特徴につながるのです