やっと寒い冬が終わりほっとしてた。ダンナは相変わらず胃が痛いと言いながら町医者に通い胃潰瘍の薬を飲んでた。
町医者も私も本人も癌には気がつかず過ごしていた。
思えば何人の親戚を癌でなくしているのに、それはよそのことだった。

何も学ばず生きていた。バカな私たち