順調に服類を捨てていく。もったいないとか言ってられない。ボタンは錆びてるし臭いし。
ポケットにライターやら危ないものがないか確認してポイポイ。
物だらけの部屋にドーンとシングルベッドがあるのよ〜。布団は捨てたけど、親父が何でもかんでも置きっぱなしにしちゃうからとりあえず捨てたいベッド。
解体しようとしたら、ベッドは最後にしてくれ。というのでベッドは残してある。
なので、部屋の右から左へ動くためにベッドを避けるかしなくてはいけない。乗ってもいいけど板が古いのでパキパキ聞こえて怖い。マジちゃんと邪魔。
とりあえず簡単なところだけやる。
服は結構楽だけどお手紙やら書類が厄介。
重要なものかもしれないし、最近のものかもしれないので一応は目を通す。
7年6月って書いてあったけど平成。ややこしい。
押入れの布団ややたら重いアタッシュケースは粗大ゴミに出したので、ようやく押入れのゴミは終わり。集積所に出すだけ。これなら私の両親も出してくれるね。出してくれるんだろうな?
押入れはとりあえず燃えるゴミの袋の保管場所にしておこう。私がせっせと出しているので20袋近くが押入れに入った。
次はクローゼット、と思ったがクローゼットの前にでかい金庫が置いてあって、引き出しが開かない。
片付けられない、だらしないやつあるあるなのか。
収納の前に更に物置くから収納の意味無くなって結局物だらけになる!!
金庫重い!行政に問い合わせたところ自治体では出せないので、回収業者に問い合わせて。とのこと。
まー仕方ないよね。
じゃあとりあえず業者さんに頼むとして、鍵は???
バールでブチ壊そうかと思ったけど
流石に誰もいない実家でバールで金庫壊すってのはちょっとね。ならずものが過ぎるよね。
とりあえず愚母に電話。
ピロロロロピロロロローと聞こえたので絶対パチンコだ。ガジャガジャしてよく聞こえない。
「金庫の鍵知ってる?」
「あー、押入れの中にあるかも」
「なかったよ。全部捨てたもん」
「あー、そうなんだ。じゃああんた探しておいて」
切られた。とりあえず少し探してバールで壊すかな。
クローゼットの下の部分の引き出しが開かないだけで上の扉は開くので、開けてみると服がたくさん。
面倒なので服を全部出す。埃が舞う〜。舞うのはカルラだけじゃないのね。
すると奥の方から鍵が出てきた。
簡単に書いてるけど結構時間が経っていて
ようやく金目のものがあった!と意気揚々と鍵を開けた時、勢い余ってベッドと金庫の扉の間に指を挟んだ。金庫の扉重すぎだし早く開きすぎだし、そもそもベッドが邪魔!!!!!
もーーーー!とイライラして金庫に手を突っ込んで、出てきたものは入れ歯。
ああーーーーー!と声が出たよイライラしすぎて。
もう折れた。心折れた。
今日はもう終わり。
また次も頑張ろうぜ