この三船栞子って女






要するに虹ヶ咲学園に、自分主導のデスティニープランを導入するって事ね。

まぁガンダムSEEDDESTINYもラブライブも、同じサンライズ作品だけど。

それとせつ菜ちゃんはせつ菜ちゃんで、生徒会長とスクールアイドルのどっち付かずで宙ぶらりんな印象があったが······



三船栞子に関しては、
スクスタの第8章、第9章を参照。
簡単に言えばせつ菜ちゃんから生徒会長の座を奪い、全校生徒を懐柔し、自分勝手な価値観でスクールアイドル同好会を潰しにかかる。
同好会的にはただのDQN。


デスティニープランに関してはこちらを参照





でも三船栞子のプランの欠点って、既にダイヤちゃんが少し触れてるんだよね。



確かに現代人は社会人、学生問わず、自分の時間を確保するのが難しい。
わずかに確保できた時間を、失敗や挫折で無駄にしたくないという恐怖がある。
だからこそ、失敗も挫折も不自由ない、最短距離での永遠の成功体験というのに憧れるのだろう。




別の作品だけど、この人達も三船栞子のプランを否定してるような気がする。



それに三船栞子のプランや最短距離での成功体験、都合のいい状況に慣れすぎちゃうのも、いいことばかりじゃないんだよなぁ~。

・あたりまえの基準値が高くなりすぎて、楽しめない、喜べないって状況になる。
・被害者意識が強くなりすぎて幸福度が下がる。
・自分自身の維持費が異常に高くなる(金銭的な意味だけじゃない)
・どんなに能力、実績、地位が上に行っても、他人への嫉妬、不信、恐怖、嫌悪、憎悪、殺意、優越感、劣等感、承認欲求などを克服できるわけじゃない(他人の幸福度そのものの嫉妬なので、格上、格下は関係ない)
・既に頂点に到達しているから、これ以上は進めない。
・マウンティング、不幸の道連れ、足の引っ張り合いしかできなくなる。
・都合のいい時だけよってくる人ばかりだから、ダメになった瞬間、総裏切りに遭うリスクがある。
・どの業界、ジャンルでも転落する。


思いついた限りでは、こんな感じかな。



それと生徒の能力向上や学校を良くする事自体が目的なら、無理矢理せつ菜ちゃんから生徒会長の座を奪う必要はないし、
せつ菜ちゃん達と強力して、各生徒の気持ち、好きな事、やりたい事を尊重しつつ、将来の為の成長とどう両立するかを考える事もできるはず。

三船栞子って女、生徒会長には向かないけど、元々人を見る目があって能力も実績もある、補佐役やコーチやトレーナーとしてはうってつけの人材なんだから。


コイツこそせっかくの才能や適正を無駄にして、
自分の野心の為に学校や生徒を利用してるだけに見えるんだよなぁ~