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“原材料”って、気にしたことある?
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自分自身の性というものについて。 つい二者間の性にまず目が行きがちですからねー。
よく言われるのが、SexとGender。 前者が生物的な性、後者が文化・社会的な姓っていうか。
ただ、このSeがGenderが完璧に区切られるかというと、そうも言いにくいようです。
例えば、Genderがまだ良くわからない乳幼児?でも、男の子と女の子の好むおもちゃが違ったりすることがあるようで。
これが生まれ持ったものなのか、どっかしら社会的なものから影響を受けているのか、ちょっと分かりにくいでしょ?
なのでここでは、大まかにはあまり個々の社会に左右されない、大本の性で話を勧めていきます。
これは、大抵は物理的な性と一致しており、凸っていれば男、凹っていれば女っていうのが一般的です。
でも、物理的に、両性器が存在している人もいます。 性器はどうであれ、ホルモン的に微妙な人もいます。
脳的に微妙な人もいるかもしれません。 遺伝子的に、性遺伝子が異なっている人たちもいます。
また、物理的にその性がはっきりしていても、それと性自認が異なっている場合もあります。
最近は性同一性障害という単語を良く聞くかと思われますが、これも、生物学的な性と自分が確信する自身の性が食い違っている時に起こり得ます。
例えば、体は男性なのに、心は自分を女性と感じている。 なので、その食い違いが耐えられないのです。
イメージしてみてください。
自分が別の入れ物に入れられて、それで一生生きてけって言われる感じ。 とてもキツいでしょ?
で。
こないだもコメントでちょっと書いたんですけど、その状態ではものすごく通常の生活を送るのが大変だから、問題いっぱい抱えちゃうから、だから「障害」の文字が付くことになります。
これもねー興味深くて、小さな頃から別の性だって感じていても、みんながみんな大人になってもそのままかっていうとそうじゃない模様。
また、大人になってからはじめて自分の性別に違和感を持って変えたくなる人もいるそうです。
小さな頃からの一貫してる人は、ホント自分の性を手術等で変えたくてたまらなかったりするけど、後者の成人になってからの人はそうでもなかったりとかもあるらしいとか。
性指向のあり方もちょっと差があったりとか。
ここで復習ですけど、性自認と性指向は異なります。 あのですね、こないだまで同性愛とか異性愛とか書いていましたが、これが、性指向ですね。 性の向かう方向です。
ここで話しているのは、性自認。
自分の性別をどう確信してるかっていう感じですよね。 たぶんねー、これまでのここでの対話の流れからいくと、基本どっちもそれぞれある、ってことだとは思うんですけどね(特にジェンダー的な性では)。
そうは言っても、大多数のケースは主の部分がハッキリしています。 自分を男とみなしているか、女とみなしているか。
そこで性指向を考えてみますと、大抵の場合は自認した性の反対の性を指向します。
自分を男だと自認すると女、女だと自認すると男。 でも、そうじゃないケースもヨユーでありだったりして。
つまり、生まれは男性で、性自認は女性で、性指向も女性で、気分はレズビアンっていうケースもあるえるのです。
また、生まれは男性で性自認が女性の場合、女性として愛されたいので、同性愛者とは自分をみなさないし、異性愛者から愛されたいってなったり。
なので、ごっちゃにしたり一概に決め付けてしまうことは避けなければなりません。
*そのため、Sexualityっていう単語は結構どちらも含んじゃったりするので、俺は普段Sexual OrientationとSexual Identity(またはGender Identity)なんかを分けて使ったりする方が俺の好みだったりします。
また、人数的に言えば同性愛者の方が性同一性障害者よりも俄然比較にならないほど多い割には、性同一性障害の方が法の整備が進んでいるようなイメージありますよね。 これ、俺が考えるには、アレです。
性指向の場合、直接は見えにくいし、差別的な環境で苦しくても、ま、結構生き延びることがまだしやすいんです。
隠して生きられるから。 精神医学的な「障害」にも位置づけられていませんしね。
一方で性自認の場合、根本的なところでの問題のため、隠してやり過ごすとかそうそう出来ない。
見かけからしてもごまかすことの出来る話じゃないですからね。
そのため、表面に出ざるを得ないし、だからこそ声を上げざるを得ない。
そうしたことで、行動に出てより多くの変化を起こすことが出来たのではないでしょうか。
ま、この部分に関してはあくまでも俺の想像の範囲を超えませんが。
ただ、どちらの話にしろ、もっともっと社会的な理解とサポートが必要だと思います。
別に特別なことをしろーって言うのではなくて、そのまま、マジョリティ側の持っている権利を当然持てるようになんかしやがれって感じで。 しつこいようですけど、これって人権問題の話ですからね。
ということで、性自認。 そこまで行かなくても、自らの性の理解・再確認。 みんなも一分くらいはちょっと考えてみてね。
>臨床経験(セクシャルマイノリティのケースに限らず)や理論的議論、ケース検討会などなどを通して感じることは、「第三の性」を確立するべきだということです。
例えば、先日、レズビアンの患者さんの事例をちょこっと聞いたのですが、その中で、発表者が、”She failed to identify with female gender”みたいなことを言っていたのですね。(ちなみに、その発表者は同性愛という性指向に関して、決してネガティブな印象を持っているわけでもなく、むしろポジティブに捉えているのですが)僕からすると、その患者さんは、gender identificationに失敗したのではなく、lesbianという genderにsuccessfully identifyできたと解釈してもいいのではないかという印象を抱きました。
でもこの手のケース報告は意外と多い気がしています。そういうのを読むたびに、「同性愛というだけで、gender identificationの失敗というふうに問題を帰属させてしまうのはあまりにも安直で、思慮が足りない。むしろなぜ男女という二分法で考えようとするのか、そちらの逆転移の考察の方がずっと意義があるのではないか」と歯がゆいものがあります。
個人的には、白か黒かという二分法的な論の展開よりも、白か黒か灰色かといった三分法的な論の展開の方がずっと好みです。性の世界でもこういうふうに考えられるといいんですけどね。
>”She failed to identify with female gender”
これ、レズビアンだからこう言われてたとしたら、なんかアレ?って感じですね。
もし、スーパーブッチな感じで(ティピカルに言うとあの、やたら巨大な感じですっぴんでショートヘアのごつい感じの)男にIdentifyしているわけでもない人の場合は、"She did not identify with traditional female gender"とかって言えてもいいような気がしますけど。
ここら辺、一体どういう意味で使われたかによって変わってきますねー。
ただ、Failを使うと、そこに価値観的な要素が感じられてしまうため、出来れば使いたくない表現だと俺は思っています。
また、Gender Identityって単語、ちょっと難しいですよね。 例えばメトロセクシュアル。
Sexual Identityだったら男でしょうけど、Gender Identityだったら、いわゆる従来のものとは違ってくるかもしれない。 そういう意味で、Genderの使い方って、凄く難しい気がしています。
俺も、2極化で考えるよりは最近は、ブレンド具合の視点がしっくりします。 どっちがどれだけ、みたいな感じで。
いっこだけ書きながらもううううーーーーん。。。って悩んでしまったのが、Sexual Identityが「無性」「中性」っていうのは、あるのでしょうかねー。 そして、もしそれがあるとしたら、それは一体どのようなものなのでしょうかのー。
いわゆるレーベルとしての男女のレッテルに反発する感じでの「無性」「中性」の表現は、とりあえず言おうとしている人たちの元の感覚が想像できるし、ま、プラクティカルな表現として受け止められるのですけど。
ホントのコテコテの「無性」「中性」Identity。。。
それが一体どのようなものであるかが想像できないため、うまいこと考えられないんですよねー。
AsexualはOrientationですしねー。 ふむむー。
>普段、性同一性障害の人を診察するような機会がなくて、自分がこの問題に関してたまたまマジョリティだったこともあって、あまりこの手の問題には詳しくないんですが、良い機会なのでこれを機に勉強させてもらいたいと思います。
今まで混沌としていたSexualityのイメージが、Sexual OrientationとSexual Identityの2つにわけてみることで、結構すっきり整理できたきがします。
このへんの問題に重なることとしては、DSMの診断要件にでてくる『臨床的に著しい苦痛、または、社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしているかどうか』ってことが連想されます。
正常から偏ってたり、とっても変わってたり、自分の価値観で理解できないからといって本人が困ってもいないのにお節介にも精神障害扱いしたり、治療の対象にしたりしないようにいましめておかないといけないですね
>性同一性障害の場合、確かメンタルヘルスのプロフェッショナルとのいろいろが性転換手術のためのRequired processだったと思うので、知っておいて損は無いエリアだと思います。 一種のニッチエリアですもんね。 専門家はそうそういなさそうだし。
おっしゃるとおり、精神科の問題はしばしば、苦痛や機能障害があって初めて問題とされます。
我々個人の価値観がちょくちょく出てきますので、ホント、常に気をつけて気を引き締めておきたいですね。
お節介な治療者は、結局うまいこといかんし。 俺はインフォームドコンセントを限りなく重視するタイプです。
>あのねー、男と女っていう2つの選択肢ってのが少ないっていうか、何を基準にそういってるのかってすごく微妙だよね。自分は女って言っても、見た目が男で、一般的にものが付いてるから男っていう、それはセクシュアリティのほうだよね。なんか、仕事とか特に政府とかの仕事にアプライするときって、性別とか人種とかを選択しなきゃいけないのとかあるじゃない?あれは何を基準にどれに○すればいいのだろうかねえ。話は違うけど、うちの子は黒人と日本人のハーフだけど、色からすれば黒人、血の割合からすると日本人でしょ?それと性別もいっしょだよね。実際、女に見えても生まれつき、あそこが付いてたり、卵巣がなかったりとかそういうこともあるからね。
でもそういう問題に直面して、自分はレズビアンですとか、私はゲイですってしっかり認識できるのってすごいことだと思う。
>そういえば、ちょっと話は脱線するけど、ハーフの人のIdentityも大きな問題だねー。
特にアフリカ系は、ちょっとでも混じっていたらそっちに分類したり、自分でそっちを選んだりっていうのがあったり。
コミュニティやマイノリティ意識と大きく関わってくるだけに、早めにそっちの方いろいろ情報仕入れて、備えておいた方がいいかもしれません。 自分は何者かっていうのが、ハーフの子は結構大変になったりします。
>私は物理の世界の人間なんで、性についても物理的に考えたりもします。
性的快楽にしても、脳への電気信号によって認識するもので、基本的に人の脳はPCと類似した構造をしているものの、それが人工的に作り出すには複雑過ぎる構造のため性の認識などに関することも解明が科学的に難しいわけで、性の認識に限らず人間の行動や思考、心理などを科学的に正確に解明すること(脳の働きを再現すること)は不可能かと思います。
正確に解明せずとも、それを統計的な観点から人間の行動パターンを分析し、理論体系を作るのが心理学であり、精神医学ではないかというのが私の考えで、あくまでも統計的な考察によることから、例外は必ず存在します。 そこで、その例外に対して考察し、その人たちが他とどう異なるのか新たな統計上の条件を見つけ出すわけです。 (私は心理学などの専門家ではないので、誤った理解があったらご指摘ください)
よって、ゲイにしても性同一性障害にしても、100%の科学的裏づけをつけることに(純粋な学術研究という目的以外は)あまり重要性を感じないんですよ。
要は、科学云々置いておいても、このような人たちは現に存在するわけで、存在するからには平等の権利を与えるだけでなく、平等な土俵に上がるための法整備をしなければいけないということです。
>おおー、物理の専門家からの話っていうのも、いいですねぇー。 以前生物の専門家にも言いましたけど、いろいろな視点から物事を捉えられるのって、ほんとに素敵なことだと思う。 やっぱり、勉強はいいよなーって思います。 俺も、100%の科学的裏づけとか、正直どっちでもいいと思っています。
もちろん、知的好奇心のために学術的に研究するのは、それはそれでアリですけれども、それはそれ。
おっしゃるとおりに、そこにそれがある以上、じゃ、それでどうしよう?っていう視点が基本です。
俺は臨床の人なので、そっちの方に偏っているとも言えますが。
何が起こっているか、一体それが何なのかっていうのも面白くて好きですが、それもそれ。
>「無性」というよりは「中性」あるいは「中間性」といった感じになるんですかね。「男性性」や「女性性」そのものもコレと決まってるわけではないので、三つがグラデーション的につながっている感じですかね。
>そこがねー、俺にはピンと来ないのですよ。 男性-女性って、グラデーションな感じします!?
俺、なんかそこがそういう感じがしなくって。。。 Sexual orientationならまだなんか分かる気がしなくも無いのですが、Sexual identityだと、なんか一元的の右左っていうイメージだとどうしてもつかめない。
だから、その「中間」っていうのが全然わかんないんですよ。 植物っぽい感じ?
>僕的には、男‐女は精神的にも行動的にもグラデーションって感じがしているんですが、sexual orientationとsexual identityとgender identityの本質的な差が僕はあまりよくついていないのかもしれないです。結構、オーバーラップしています(^^;
確かに、身体的に男性の人が、自分の性を女性と認識して、女性を愛し、女性と性行為を持つ場合、その人はレズビアンであり、異性愛者の男性が女性を愛し、セックスをするのとは意味合いが異なるというのはその通りなのですが、自分の感覚では、なんかこう、強度や程度の問題という感じがするんですよね。おそらくバイセクシャルの存在がそう認識する大きな理由かもしれません。
男性性を認識するにしても、筋肉が隆々とした超男性性から柔らかい感じの女性的男性性と幅がありますし、女性性の認識にしても、同じように超女性性的なものから、ボーイッシュな、男性的な女性性がありますが、これらは何か個別的なものではなくて、つながっている感じがするんですよね。濃い青色から水色、濃い赤色からピンクみたいな感じで。で、それを両者、どんどん薄めていくとどちらともはっきり区別がつかないようなそんな領域があると思うんですよね。
国境や州境のように「ここからがアメリカで、ここからカナダ」というようなものではなく(性の概念自体が人為的に決められているという意味では似ていますが)、海と川の境が曖昧のような、なんとなく、そんな風にして自分は「中間」をイメージしています。
>やっぱりねー、難しい。 Orientationは、おっしゃるとおりBisexualのせいで想像しやすいんですね。
で、Gender的な面では、中間層も分かる。 でも、Sexual identityでいくと。。。 例えばね、超柔らかい雰囲気の男性とか、超マスキュリンな女性とか、ま、ジェンダー的には結構中間色なんだけど、その人たちの性自認って、「中性」「無性」になるかなぁ。。。 その場合、どっちかっていったら女性性が高い、とか、基本男性性がメイン、とか言うんだったら分かるんだけど。。。 あ! 今突然ピンと来た!!
性自認が、「両性」っていうのなら、分かるってたんだ、俺。 どっちも混ざっている感じで、そしたら、区別がつきにくい感じって本人が思うのも分かるし。
でも、それが「中性」って感じるかっていったら、やっぱりまだわかんないなぁ。 男女比が例えば1:1で混ざっていたとしても、それを「中性」「無性」的になるかっていう。。。
って、また今書いてて突然気づいたけど、その「中性」を、男女の間っていう風に捉えるならば、ま、俺の言う「両性」とクオリティ的には変わんないから、ありかもね。 俺の言っていたの「中性」って、どっちも在るよ、ではなくてどっちも無いよ、って言っている人たちをイメージしてたから、だから大変だった。 無いのか、または第3のものっていう意味で。 Orietationの例でいくと、BisexualよりもAsexualの方向性。
ここら辺は、やっぱり定義づけからしっかり考えていかないと難しいよなぁ。。。
ま、でもやっぱり、どっちも無い、って言う人のイメージってわかないけど。 これでもわきます?
色の例えでいけば濃い青色から水色の間とかではなく、色自体が無いっていう感覚。 色が無いっていうことが、どういう感じなのかがわかんないんです。
Asexualの性欲が無いのは分かるんだけど、Sexual Identityの無い感じは想像がつかないのー。 なんか、記憶喪失者に近いあやうさというか、Referenceの無い怖さみたいなものを感じません? ううーーん。。。。
>sexual identityというのをあんまり理解していないかもしれないです。
sexual identity=身体的な性自認 gender identity=精神的な性自認
ってことなんですかね?話しを聞いているともっと複雑な印象をうけるのですが、自分の中でまずsexual identityというのを定義できないでいます
>俺の理解で恐縮なんですけど、Gender Identityって言うのは、よりこうなんていうか、いわゆる「男らしさ」「女らしさ」って言うもので、もっとこう社会的にピンと来る感じ。 一方のSexual Identityって言うのは、「あ、俺男だよなー」「自分は女」っていう、よりこうなんていうか根本的なもの。
例えば、思いっきりDRAGでブイブイいわせていても、自分は男って思っている人にとっては男じゃないですか。
社会的にどうかはともかく。 おすぎとピー子とかも、Genderでいったら女性よりに見えるかもしれないけど、多分Sexual identityでいったら男。 そんな感じしません?
こう、もっと超奥の、軸の軸にある感じ。 どんな社会にいってもどんなかっこうしても、どんなしゃべり方しても、その根底にあるWhat am Iのとこっていうか。 通じるかなー。
俺がどんどんソフト路線を目指して、男女の差がないような格好に傾倒したり、メイクしたり、はたまたマリリンモンロー化したとしても、俺の「自分は男である」っていう部分だけはどうしたって揺るぎようないと感じているのですよ。
それはGayになろうとStraightになろうとBisexualになろうと、果てまたAsexualになろうと、変わらない部分だと思うのですね。 で、万一変わったとしても、それは女性より、になることなら想像はまだ出来るんだけど、何も無しになることだけは、全く想像がつかないっていうか。
ま、ね。 俺のこうした疑問や感覚自体がはなっからとんちんかんかもしれないのであんまり気にしなくていいですよー。 さんぴゅ。
>自分はsexual identityをもっと大きく捉えていたので、それこそgender identityやsexual orientationを含めた包括的な言葉だと考えていたので、りひさんのいうような感覚に思考や気持ちを巡らさなかったですね。
sexual identityというもの自体を考える時間が必要そうなので、また何か感じるものがあったらこの辺り書かせてもらいますね~(^^)
>うん。 大きく捉える視点でのは、俺もそちらと同意でする。 これをもっとコア的な根源的なものの視点で集中してみた時には、さあどうだろうっていう話で。 例えば根源的なSexual Identityは多分男で、どんなことになろうが「あ、うん、男だ」っていう根本的部分は変わることは無いと思うのですよ。
時と場合によって、それが「女寄り」になってみたり、ふと「女性化」してみたとしてもそれはそれでアリなんですけど。 それが「中性化」「無性化」っていうと、、、っていう、それだけの話ねー。 俺の個人的な想像力の限界なだけかもしれんけ。
ま、なんかピンとくることがいつかあったら聞かせてください。 俺の感覚だって将来また変わるかもしれんしね。
>ああ、ここ20年くらい学術的なコンセンサスを得た「軸」というのがオトコとオンナの性別にはあります。
1 生物学的な性:女---インターセクシュアル(遺伝子的内分泌的な理由で駐韓にいる存在)---男
2 性指向:性的感情の対象が、異性に向かう---両性に向かう---同性に向かう;どの性別にも向かない。
3 社会的性役割:特定の文化が定義する女らしさ男らしさをどこまで自分で受け入れるか。
(4 産婆/産科医/役場/親がその子に定義した社会的な性別)
これは、誰か特定の研究者が提唱した訳ではないようで、どの学術書にも出典は出てこないんですよね。
2の性指向には、さらに細分があって:
2-0 本人は自分の性指向をどう定義しているか
2-1 ロマンチックな、あるいはセクシュアルな感情をかき立てられるのはどちらの性別か
2-2 過去の実際の性体験はどちらの性別と経験したか
という分け方があります。これを提唱したのはカリホーリニヤ大のディチェッコさんという、イタリアでおいしいパスタを作ってそうな名前の先生だったと思います。 ま、研究畑の人のご参考までに。
>ナイスまとめ、本当にどうもありがとーです。 個人的には聞いたことがあったのですが、やっぱりちょっとあやふやなので質問させてくださいナ。 1の分類って、あくまでも物理的な世界?生殖器とか、DNAとかそういうののみっていう。 それとも、いわゆる性自認の認知の部分まで含むのかしらん?
もしそうならば、上でも俺が疑問に思っている、「無性」「両性」みたいなのって、あると思います?または聞いたことってあります? *ここでは、インターのみですよね。両方あるっていう。
または。 1はあくまでも物理的な世界であって、性自認って言うのは、全部社会的性役割のジェンダーに含まれてしまうのでしょうか? 俺は、社会的な男らしさ女らしさという自認と、自分が男である女であるっていう感覚の自認って、なんか別のものだと感じているんですけどねー。 どうでしょ? ここがどうも引っ掛かる。 性関係の専門家ひっ捕まえてちょっと話聞いてみたいです。
>1の中のインターセクシュアルの成立理由はいろいろあるようです。 性染色体が一対でないクラインフェルター症候群やターナー症候群とか。 性染色体にトラブルがなくとも、副腎皮質ホルモン形成の遺伝情報にトラブルがあって男性ホルモンに似た内分泌物質が出現する事例をジョン・マネーはたくさん観察しておりました。
4軸は、生まれたとき(生まれる前に超音波診断で)外性器の形から(最近は遺伝子でも診断するのかなあ?たぶんそんなコストのかかることしないと思うが)、男か女かのどちらかに性別を割り振りますよね。(女の子と呼ぶにはクリトリスが大きすぎて…とか、男の子と呼ぶには尿道口が下に裂けすぎて…とかいうこともあるんでしょうが)
4(他人が定義した性別)は2(自分が定義する性別)に影響はするけれど、2が独自に性自認を主張するし(シンプルな性同一性障害)、インターセクシュアルが大人になる過程で、他人が定義した性別と違う内分泌系が発現しだして、本人のそれまでの性自認を揺さぶる、ということもあるでしょう。
「両性」と「無性」ですが、生物学的な意味で「両方ある」「どちらも無い」という診断のようなものは聞いたことがないですね。人の場合デザインのデフォルトは女性形なので、なんの一次性徴情報が発現せずに生まれた場合は女性に定義されるのでしょうか(この辺は僕も不勉強でわからない)。「両方ある」は「中間」と定義してますよね、医学的には。
社会的な性役割と性自認は、やっぱり違うものでしょうね。 キョウビの若い男の子のファッションにフェミニンなカテゴリーがあるけれど、フェミニンなファッションを取り入れるボーイズの圧倒多数は自分を男だと確信してるでしょうからね。
>補足どうもありがとー。 4軸って、何かと思ったらそういう意味だったのですねー。 昔はインターセクシュアルでも、医師がどっちかに決めちゃって切除、あとでOMG!っていうこともあったと聞いたことあります。 人間の世界は奥深い。
性役割と性自認の場合、じゃ、やっぱり性自認は1軸に入るのでしょーかねー。 完全に生物学上とも言い切れないだけになんか難しい感じ。 でもおっしゃるとおり、フェミニンボーイズやメトロセクシュアルも性自認はクッキリ男だと確信だと俺も思います。 無性はなぁ・・・やっぱり分からん。 今のところ、俺も居なさそうな気がするんだけど。
>その、「中性」の人の話、俺もほんとにそう思う。 IdentityとOrientationをごっちゃにしちゃうと、ホント軸がぐらぐらになちゃって、おっしゃるとおり危うい感じになっちゃうと思うんだよね。 だからこそ、俺もそこのところにかなりのコダワリがあったわけで。 存在を認証できて言葉にしてあげられると、ホントに物事落ち着きます。
だからこそ、きちんと言葉で説明できるようにしてあげたいのですね、俺は。 ヘレンケラーの、ウォーターですがな。 それに名前がありそれを知ることで一気に収まるところに収まる感動。
>クラインフェルター症候群・・・ 以前、仕事で2人ほどかかわったことありますが、その人達は パッと見の外見と性自認はYの支配のままでしたね
XXYとXXYYでしたが背が高く、いかにも男性なんですが 乳房が大きく、男性器が小さかったですね
10数年前なので腹XーP・CT等見たと思うのですが、記憶が~・・・
>SexとGender、それからSexual OrientationとSexual Identity(またはGender Identity)の説明、ひどく納得、異論なし!でした。 乗り遅れてすみませんが、 「両性」「中性」「無性」に関して、少しカキコしておこうと・・・
そこには、まずは「男性性」「女性性」の概念規定って、じゃあどんな?ってところが問題になると思います。 突き詰めれば、sex、いわゆる物理的な(肉体的な)違い以外はハッキリわからないものですよね。 だからこそ、それを除いた側面での用語として使った上でのものという印象を受けています。
それも踏まえて、 上記の3語は、使う人それぞれの意味やニュアンスだと思いますが、 「両性」は、男性になる時・部分(役割)と女性になる時・部分(役割)があるとハッキリ自覚している、自己認知があるパターンの印象。
「中性」は、何人かの方々も語ってくれているような、グレーな部分を指すようですが、 私が個人的理解から表現するなら、 ”ベン図とスイッチ切り替え” っていう表現がしっくりきますね。
そもそも、OrientationもIdentityも、どちらの性もある場合や、 それが分けられず、重なりやどちらかにスイッチングされるような場合が存在するとき、 それは「両性」というより「中性」とか「無性」という表現が日本語では近くなる気がしますね。
そして、言うとおり、 「男性性」もしくは「女性性」というわけ方自体に違和感があればなおさら、「無性」という言い方を使いたくなるでしょうね。 ただ、 ”OrientationもIdentityも、どちらの性もある場合や、 それが分けられず、重なりやどちらかにスイッチングされるような場合が存在する” というのは、 identityがぐらぐらしているというよりも、むしろ”すべてある”状態、転じて、”その性差の枠組みがすべてない状態”、 それを言い換えるならば、”人間”とした場合、 言うところの、 ”俺の「自分は男である」っていう部分だけはどうしたって揺るぎようないと感じている”
というのが、 ”揺るぎようのないと感じるのは「自分は人間である」ということ” と表現できる気がします。
結局、発達で言えば、肉体以外での性差は、環境なしに形成されないわけですから・・・「男性性」「女性性」って?固定概念は・・・?となり、答えなんて出せないなと感じます。
だから、少し余談になりますが、 「性同一性障害」(や、今もっとも都合よく使われる「発達障害」)に関して、どうしても?が拭えない。 ”障害”??? マイノリティを大切にされないなら、そりゃ問題生じやすくなって当たり前、というりひさんの意見に5000点! 変わらぬ疑問は「”普通”であること」って。。 「問題」って何!?、その核心は・・・ってよく感じます。
第二の性ならぬ、”第三の性”は同感ですね。 もともと二分なんてできないものだった訳ですよね、存在するわけですから・・・ 結局は、マイノリティをいかに無視して社会が構成されているか、 それがすべてのロジックだと、私はいつも無力を感じるだけです・・・
構成されてしまっている社会は大きい。。。 だからこそ、私たちは何ができるか、なのですが。
>はじめまして。よろしくお願いします。 「結局は、マイノリティをいかに無視して社会が構成されているか、 それがすべてのロジックだと、私はいつも無力を感じるだけです・・・ 」
ここの部分、この数年で、ものすごく感じている部分だったので、 同じように感じている人がいてくれるだけでもホッとします。
心を扱うはずの、気持ちを大事にするはずの業界の中で、 どれだけマイノリティーがはじき出され、そのこと自体に無関心かということ。。。 無力感でいっぱいになっていました。 (現在進行形で「なっています」でもあるんですが)
おっしゃるように、「何が出来るか」・・・ 気持ち的には全部ひっくり返してぶっ壊してやる!! くらいの怒りで満ちているのですが(苦笑)、 とにかく、目の前の相手と真摯に向き合って仕事するしかないのかな、 と思って自分を鎮める今日この頃です。
>興味深いコメントをさんぴゅーです。 特に、「男性性」「女性性」の概念規定のところは確かに大切ですねー。
ここの理解でもって、いろいろが大きく変わりうるし。 特にGender Identityの場合、大きいですよね。 でもって、一つ思ったんですけど、上で俺が悩んでいるSexual Identityの場合、男性性・女性性、すらあんまり関係ないのかもって思ったり。
もうすでに、なんとか性っていうよりも、男か、女か、どっちつかずな感じか、っていうそれだけっていう雰囲気で。
んでもって、やっぱり俺には、中性のSexual Identityっていうのが分かんない。 男でもない、女でもない、両方がある感じでもない、って、どういう感じよ?っていうところでね。 俺のイメージでは、グレイは両性系、で、もし中性っていうならば、色自体が存在していない感じであって、その存在していない感じっていうのを個人がどう認知しているかっていう部分が、全然想像できないのですよ。 そういうのがあるのかどうかすら分かりませんけどね。
あ、しつこいようですけど、Gender IdentityとかOrienttationの部分については俺も同感です。 性同一性障害については、そのままでは本人が生き辛すぎて、治療が必要な面から考えると、障害の文字があってもいいと思うのです。
社会がどんなにサポーティブになっても、医療・精神的なサポートが必須となってくるでしょうから。 またね、プラクティカルな話からいくと、そうなると治療に保険とかが使えるようになりますからね。 そういう意味でも、ものによっては障害というニュアンスを残しておいた方が、本人にとっても役に立ったりもするかもしれません。
「結局は、マイノリティをいかに無視して社会が構成されているか、 それがすべてのロジックだと、私はいつも無力を感じるだけです・・・ 」まったくねー。 でもだからこそ、われわれは自分達のAuthorityとか使えるだけ使って、少しでも良くしていけるように努力していかなければなって思うのです。 そういう義務すら感じるもんね。