SAO二次創作                         


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 第二話 英雄



ノエル「なんとか倒したみたいだけど……」

ラスティ「キ、キミは?」

シルヴィオ「はーい、可愛い魔術士さん? と、キュートな人形使いさん? 俺はシルヴィオ」

ノエル「き、気安く触らないでよ!」

エミリア「ち、近い、です」

シルヴィオ「そんな恥ずかしがらないで~。それより、このパーティーのリーダー君? ちょっとレベルが足りないんでないの?」

ラスティ「そ、それは……」

ノエル「ラスティだけのせいにしないで! みんなレベルが低かったんだよ!」

ラスティ「ノエル!」

ノエル「それに、ベータテストの時より敵が強くなてたから……」

シルヴィオ「ノエルちゃんっていうのね~? ノエルちゃんってばベータテストに参加してたんだ、優・秀」

ノエル「優秀なのは私じゃなくてラスティだけどね」

シルヴィオ「なぬっ!? ベータテストに参加してたのはお前さんかよ」

ラスティ「えっと、まぁ」

シルヴィオ「そんじゃあなんであんなピンチだったわけ。ベータテストに参加してたんなら、敵がどれくらいのレベルかわかってたでしょーが」

ロレッタ「だから、ベータテストの時より敵が強くなってたってさっき言ったロレ」

シルヴィオ「ぐっ……ムカつく人形だな」

ラスティ「そ、それより、助けてくれてありがとうシルヴィオ。ダンジョンはクリアしたんだし、そろそろ次の町へ移動しようよ」

ノエル「そうだね。こんなやつ放っておいて次行こうよ」

シルヴィオ「こ、こんなやつとは! ……ノエルちゃん言うねぇ……」

エミリア「一緒に来てもらったら、心強い、です」

シルヴィオ「おぉ~こっちのキュートな彼女は素直でいい子でないの~」

ノエル「私も素直なこと言っただけだけどね」

シルヴィオ「ぐはっ! 傷つく~」

エミリア「エミリアと言い、ます。こっちはロレッタ。ラスティ、ノエル。一緒に来てもらってもいい、ですか?」

ラスティ「僕はそっちの方が心強いけど……」

ノエル「むー……ラスティがそう言うなら、ま、いいけど」

エミリア「お願いでき、ますか?」

シルヴィオ「あちゃ~、俺女の子のお願いには弱いのよね~。野郎と人形は気に食わないが、ノエルちゃんとエミリアちゃんに何かあったら困っちゃうもんな。いいぜ」

ラスティ「ありがとう、シルヴィオ」

ノエル「ま、よろしくね、シルヴィオ」

エミリア「ありがとう、です」

シルヴィオ「いいのよ可愛い彼女たち」

ノエル「だから気安く触んないで!」

エミリア「……チャラい、です」



ロレッタ「ふぅ~やっと着いたロレ~」

ノエル「ロレッタは歩いてないでしょ」

ラスティ「何だか、向こうの方が騒がしいね。人だかりができてる。言い合いしてるみたいだけど……」

シルヴィオ「お! 喧嘩か喧嘩か!? 俺も混ぜろ!」

ラスティ「シルヴィオ!? ……行っちゃったよ」

ロレッタ「追いかけるロレ!」

ラスティ「すいません、ちょっと、通してください!」

男の人1「ユリエル、あんた最後のダンジョンまで行った英雄の一人なんだろ!? だったら早くクリアして、俺たちをこのゲームから解放してくれよ!」

男の人2「強いのにクリアを目指さないなんて、宝の持ち腐れじゃないか!」

ユリウス「自分は何もしないで他人頼りか。少しは鍛錬でもして自分でゲームをクリアする努力でもしたらどうだ?」

ノエル「あ! あの人……私たちをチュートリアルの森で助けてくれた人じゃない!?

ラスティ「あの! えっと、ユリウスさん!」

ユリウス「……お前たちは」

ラスティ「あの、今の話、本当なんですか? ベータテストでではなく、最後のダンジョンまで行ったって」

ユリウス「……だったら何だ?」

ラスティ「僕たち、ゲームクリアを目指しているんです。もし良かったら、力を貸していただけませんか?」

シルヴィオ「俺は違うけどな」

ユリウス「……私は誰ともパーティーを組むつもりはない」

ラスティ「そ、そうですか……あの、僕たちこれから次のダンジョンへ向かうんです。気が変わったら来てください。ここにいる人たちも、何か手伝ってくれるというなら、お願いします」

男の人1「……お願いしますと言われてもな」

エミリア「シルヴィオはどうする、ですか?」

シルヴィオ「か弱い女の子たちを放っておける訳ないでしょうーが。仕方ないから着いて行くさ。それに、ここに残ってこの臆病者たちといるよりは、そっちの方が楽しそうだからな」

男の人2「……お、臆病者だと……?」

ラスティ「シルヴィオ! ありがとう!」

ユリウス「……ここでは沢山のバグが起きている。気をつけることだな」

ラスティ「ユリウスさん!」

ノエル「……行っちゃったね」

ラスティ「……うん。仲間になってくれたら心強かったんだけど」

ノエル「ラスティならあんな男いなくても大丈夫だよ! なんたって私の王子様なんだから!」

シルヴィオ「お熱いねぇ」

ラスティ「え!? そ、そんなんじゃ……」

ノエル「え~! ラスティ、違うって言うの!?

ラスティ「えぇ!? も、もうどうしたら……」

シルヴィオ「もてる男はつらいねぇ」

ラスティ「シルヴィオと同じみたいに見えるから肩組まないで欲しいんだけど……」