こんばんは♪
笑顔へ繋げる感情整理アドバイザー
エマ です。


今回、書こうか迷った
ギフテッドの特性についてです。


「ギフテッド」
この言葉を聞いて、
どんなイメージでしょうか?

IQ高い子?
天才?
才能の塊?

こんな感じでしょうか?
ここ最近はよく見聞きする気がします。

ただ、私が悩んでた
15年前に知りたかった!笑
もしくは、もっと前に子育てしてた方も
そうだろうなと感じます。


だからね、正直
イメージしてるような
いい感じではない

そして、
TVなどで取り上げられてる子が
全てじゃない!


大体TVで取り上げられてるお子さんたちは
小さい頃から
突出したものがある子かなと感じます。
(例えば、数学や芸術とかね)

逆をいえば、
そうじゃない子たちが結構多いと感じます。


このギフテッドと言う言葉だけで
迂闊に判断してしまわないで欲しいと思います。


これはギフテッドに限らず
発達特性のある子たちにも
言葉に捉われず
その子自身を見て欲しい!

私に言われなくてもわかってるよ!
そんな言葉が聞こえてきそう。


ね、本当よね、、、言われたくないよね。
だって、わかってるから。


だけど、情報が溢れている今
正しく知識を得る必要性はあるし
それによって
偏った見方もしてほしくないなとも思います。


正直ね、
困難さは、どの子にもありますよね。
感じ方は人それぞれだけど、、、

人を育てる


子育てだけじゃなくて
職場でもそうです。
大人であろうが、子どもであろうが
一人一人個性があり、誰1人同じ人はいない。


だから、
ギフテッドだけが大変とは正直言えない。
言えないけど、書きます笑

ギフテッドのイメージだけが
先行してないかなと感じてるので。


凹凸くんの特性を書くことで
該当する方がいて
または知らない人も
何かしらのヒントになってくれたら
嬉しく思います。


ただ、、、
何から書いていこうか、、、
当時は必死すぎて
覚えてない部分が多い!笑


今回は覚えてる範囲で書いていきます。


ちょうど、先日ギフテッドの講義があり
そこで特性など含めて
当時どうだったかなと
振り返る時間がもてました。

振り返ることができるってことは
今が落ち着いてるから、
できるということです笑

もちろん、凹凸くんの特性を
全部わかってるわけではありません。


一つずつ、あれはどうだったのか?
これは、こういうことだったのか!
確認しながら
凹凸くんの特性を
私なりに理解していった結果が
今の親子関係が作れてます。


今回の講義を聴きながら
質疑応答の時間に
この特性が故に子ども自身が
コントロールができないため
いろんな問題が勃発して
親御さんが疲弊してるという事実。


当時の私もそうだったので
聴いてて、胸が痛みました。

何が大変?って、もう全て!

いろんな特性はあるけど、
やっぱりギフテッドの特性として
感情や行動の激しさがある。
(感覚性OE:過度激動、過興奮性と言われてます)


専門家ではないので
凹凸くんの場合で書いてみます。


凹凸くんの場合
[視覚]
・とにかく外の光が眩しく感じていた
(共感覚もあり、人が発するエネルギーが色で見えるため眩しいということ)
※共感覚:例) 色が数字に見えたり、音が色に見えたりする。

[嗅覚]
・香りが強いと吐き気を催す
特にエレベーターの中は大変でした。
・また、電車も車両変えたり、途中下車で回避

[味覚]
・化学物質なものは食べられない。
コンビニのお菓子やおにぎりとかね。
(今はない)
・味が少しでも変わると食べない、飲めない
(好き嫌いはない)
・肉などの食感が苦手で、
小さい頃は食べれなかった
(現在は食べれます)

[触覚]
・洋服は綿100%素材しか着れない。
・洋服のタグは平気なものもあるけど、
素材的に肌合わないとチクチクして着れない。

[聴覚]
・大きな音や大きな喋り声、重低音、高音、
・反響音(地下鉄はとにかく嫌がって乗れなかったが、今は、イヤフォンで調整している)
・機械音(例えばスーパーの冷蔵庫の中の音など)
全て聞き取れてしまう。
・学校だと2クラス先の先生の声も聞き取れる。
そのため、例えば間に挟まった教室だと、両脇のクラスの先生の声も聞こえてしまう。


五感だけでもこんな感じです。
書き出してみたら
かなりあって、、、
すごいですね、これは、、、。


これが日常なので
とにかく疲れやすい。


いや、これ疲れない人いる?
当時の私はわかってあげるというより
ワガママだと思ってたし
理解ができなかった、、、。


そして
何か興味があり始めると
過集中になるので、飲み食いはしない
睡眠さえもとらない行動の極端さ


これによって、水分も摂らないので
凹凸くんは
脱水症状、頭痛、発熱を繰り返す。


また、脳の発達で
情緒や知的な発達、社会性などの
成長速度がバラバラ。
 
同学年の子が
バランスよく脳が成長できるけど、
この特性の子はできないものがある。


え?って思うでしょう?


例えば
知的部分は発達してても、
情緒部分は未発達なんてことが
起こってるんです。


だから、
この年齢では
当たり前にできるものだと思ってても、
できない部分が顕著に出て
人間関係のトラブルが出てしまう。


感情の起伏もまた激しく、
調整なんて幼少期はできないから
全力で喜び、全力で泣き、
全力で怒りをぶつける。
いわゆる、癇癪がとにかく酷い!
泣き叫ぶなんてのは、日常です。
言語化できない感情を吐き出します。


成長とともに気分の落ち込みも
これまた全力なため
絶望感が半端ない。
だから、究極なワードまだ出てきてしまう。


また、
これも特徴的なものかもしれない、、、
完璧主義
物事はきっちりやらないと気が済まない!

これで思い出したのが、
凹凸くんの小1の時の漢字の宿題。
漢字のトメ、ハネ、ハライ、
ノートのマス目に綺麗に
ハマらないと何度も何度も書き直す。

繰り返しの宿題がとにかく大嫌いなのに
頑張ってやってた頃
これを繰り返しやってました。

時間はかなりかかり、
髪をむしり、泣きながらやってました、、、。


もう、とにかく見てて辛かった。
でも、当時は特性とかわからないし、
宿題はやらせないといけないと思ってたので、
かなり子どもに無理をさせ
頑張らせてしまってました。
(反省しかない、、、)


そうそう、
鉛筆を握るのも全力なんです。
だから、すっごい力を入れて
精魂込めて一文字ずつ書いてるイメージ。

これで、さらに疲れてしまう。
力の抜き方がわからないってことですね。


また理想主義もあるので、
とにかく言うことは立派笑

知的能力は高くても
それを実行しよう!と思っても
実行機能との差に苦しみます。


そのため、
自己肯定感は低く、
自己否定にどんどん追い込まれていく感じです。


この特性を知らないと
知的に能力高いのに
ただのわがままじゃないか?
甘えなのか?
または、躾ができてないじゃないの?
こう見えてしまう。


本当、そう見えるんだよね、、、。
私も投げかけられる言葉に
異常に反応してたし
どんどん親子して追い込まれてた。


だから一番は
問題行動が悪い!ということではなく

問題行動 🟰 困ってる
・なぜ、その問題行動をしてしまうのか?
・どんなことで困ってるのか?


根本理由をやはり知る必要があると思います。


その答えはお子さん自身にしかない。
そのために
大人はやっぱり
正しく知って欲しいなと思います。


その情報を元に
お子さんと向き合えたら、理想だと思います。


でも、その前に親御さんは疲弊してる。

だから、
何か問題行動があるお子さんを
抱えてる親御さんを責めるのではなく
一緒に考えていけたらいいなと思います。

理想かもしれない。
でも、
当時の自分にも、、、
一緒に考えてくれる人がいたかもしれない。
私は声をあげれなかったからこそ、
言いたいなと思います。


ここまで、読んでいただき
ありがとうございました。


では、また!

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