ふにゃふにゃになってしまった私は・・順番がきて、先生の前に座るときには・・顔が涙でクチャクチャになってた。もう一度、血液を採って検査に回すということで・・まだ確かなことはわからないとのことを先生は言ってたようだけど・・私の耳には全く入ってこなかった。 疑いのある病名は”ホモシスチン尿症”ということで・・・全く聞いたことのない名前に、その時は覚えることもできなかった。わからないなんて私にはわからなくて・・ただ、どうなってしまうのか?知的障害がおこってしまうということが、耳から離れず・・・そこばかり先生に聞いていたように思う。障害をもってしまうんだ。ということだけが、クローズアップしていまって・・・なんにもわからなくなってた私に代わり、母が先生の話を一生懸命に聞いてくれていた。泣いて下をむき・・体に力が入らないでいた私を、待合室まで連れ出てくれた母は・・息子をじっと見つめ、大丈夫!大丈夫!と何度も繰り返した。小さな体の・・細い腕に針を刺し、真っ赤な血をとられた。泣いて・・汗びっしょりの息子に、かわいそうに・・かわいそうに・・・とまた泣いた。

結果が出るまで1ヶ月・・・と言われ、ダイアリーに書き込んだ。

母が一緒に家まで来てくれ、食事の用意をしてくれた。




一人の暗闇から救ってくれたのは・・夫ではなく、母と姉でした。暗い部屋に明かりをつけ、「しっかりしなさい!」と大きな声で怒った母でした。そして・・優しく肩をたたき、息子を大事に抱いてくれました。電話をきって、すぐに姉に電話をし、かけつけてくれた母は・・・弱さを見せない強い母の姿だった。「守ってやれるんは母親のあんたやろ!」と”母親”という言葉を何度も何度も繰り返し言われたことが頭に残ってる。お乳を出すために・・まず食べなさい!と短い時間の中で、いつ作ってくれたのか・・まだ、あたたかいワカメスープをカップに入れて、食べるようにと言われ、泣きながら・・一生懸命にスープを口に運んだ。しっかりと息子を抱き、じっと私を見つめ・・・強くなるようにと・・何度も言ってくれました。そして・・旦那さんはどうしてはるん?とやっぱり聞かれ、私は本当のことを言えず、遠い現場に出てて、すぐには戻られへんみたいと・・嘘をついた。すごく心配してくれてる。とも・・。そんな嘘、母にはお見通しだったようだ。何時間もそばにいてくれる間、一度も電話が鳴らないなんて、おかしいはずで・・私の辛さをわかってくれていたようで・・まっすぐ母の顔を見れない自分がいたように思う。そんな私と息子をおいて家に帰らないといけない母の気持ちは私以上に辛かったはず。何度も肩をたたき、最後まで息子を抱き・・車に乗っても、窓からいつまでも顔をのぞかせ、手をふってくれた母だった。「何があってもこの子はあんたの息子や!」と最後に言われた言葉で・・私は正気を取り戻したように思う。

旦那が帰ってきたのは・・明日になろうというときで・・。いつもなら、帰ってくるなり息子を抱いていた旦那が・・息子を見ようともせず、風呂に入り・・寝た。私は怒る元気も言葉をかける元気もなかった。ただ・・・ただ・・・息子のことが一番で、どうでもよかったようにも思う。

朝、それでも朝食を作り・・旦那が仕事に行くための準備をした。・・・起きてきた旦那は、ご飯も食べず、私の目を見ることなく、家を出て行った。涙が止まらなかった・・。息子を産んだ産院に行くのも、一人で行った。待合で待っていると、横に座り・・肩を抱いてくれる手が、いままで気丈にふるまい頑張っていた私を・・ふにゃふにゃにした。母だった。見破られてた・・。旦那がついてきてくれるから大丈夫と言ったのに・・一人で頑張る私を母はわかって来てくれたのだった。いっぺんに何もかも力が抜け・・母に包まれ泣いた。  ≪つづく≫



結婚して・・・3ヶ月で妊娠!


結婚して・・・1年で離婚!!




息子が生まれたヾ(@^(∞)^@)ノ!!そりゃぁ~幸せの絶頂の中にいたドキドキ


息子が生れて・・1ヶ月が経とうとしてた時、出産した病院から電話がなった


。生れてすぐに検査した血液検査で、異常があると・・。知的障害がでるか


もしれないと言われ・・幸せの絶頂から、私は暗闇の中に落ちて行った。


まず、夫に電話をし・・病院から言われた通りに話をした。なにも言わずに


電話を切った夫に、もう一度・・電話をかけた。切れたんかなぁ~と思い・・


が、しかし・・・返ってきた言葉は「かけてくんなっ!!」でした。


息子の病気のこと・・・夫のきつい言葉。二つのショックに立ってられへんか


った。何時間も誰にも話せずに・・・一人で考えた。(この時、実家の母親に


すぐに電話できない私がいました。すごく心配をさせてしまうと・・・・)


息子を見つめ、一人ぽろぽろと・・・・ずっと泣いてばかりの私がいました。


神様になんで?と聞き。私が何か悪いことをしたから息子がこんなことに


なってしもーたんやと自分を責め。外が真っ暗になるまで・・・ただただ、息


子を眺めて泣きながら一人・・・。でも、やっぱり電話をかけた。相手は・・・・


実家の母に。受話器の向こうで悲しい顔の母の顔が見えるのに・・・受話器


から聞こえる声は・・強い声でした。私を力づける優しい声でした。


電話を切り、30分もたたないうちに・・チャイムが鳴った。インターホンの


カメラにうつってたのは、さっき電話を切った母と姉がたっていた。


私は・・・母の顔を見たとき、強がって泣くのを我慢したのを覚えている。


≪つづく≫