こんにちは。
日に日に寒くなりニットを重宝しているのですが、気に入りすぎてなかなか新しい服を買うふんぎりがつかないしなちくです。
こだわりすぎるのかしら。
ボロボロになってきているのに。
FACTFULNESS/ハンス ロスリング
だいぶ前に図書館で予約していた物ですが、1年近く経ってようやく手元に届きました、未だに人気の本です。
著者のハンス・ロスリング氏は、この本が出来た直後に亡くなられたそうで、彼の精魂がつまった本です。
確か以前、池上彰先生も番組で取り上げていたような。。。
メディアや今までの固定観念に捕らわれず、グラフや統計を参考にしながら正しい目で世の中を見よう、
犯人捜しをしても意味がない、問題なのはなぜそういう事態が起こってしまったのか、その要因をつきとめることがまわりまわって事態を解決に導く。
ということ。
この本を読んで思い出したのが、中村哲先生が生涯やってきたこと。
人々の命と健康を守るには診療も大事だけど、大元の水と緑を整えることが大事であるということ。
ハンス氏も元々医師で、若いころの失敗体験やコンゾという病気の発見についてなども書かれています。
まさにハンス氏の人生の集大成のような内容。
翻訳のビジネス書って、訳が直訳でちんぷんかんぷんな本も多いのですが、この本の翻訳はとても読みやすかったです。
もうひとつ、この本の中で「世界の人口は増えてきているが、途中で高止まりする」という専門家のグラフを見て、
「では急激に減少しているという日本の人口はどうだろう???」
と、日本の人口の歴史的推移を調べてみました。
このグラフと記事を読むと、江戸の町も独身者が多かったということと、
人口が減っていると騒いでいる現在ですら、明治時代の人口よりも多いということに気づきました。
戦後の経済成長とベビーブームの方が日本の歴史の中では特殊な状態だったのでは?
それに誰もが予測しなかったであろう新型コロナによるリモートワークや郊外移住などもあり、
必ずしもこのままの流れで全ての過疎化している町が消滅する・・・ともいえないのではないか?
と思うようになりました。
人口問題は気になりますので、また読書で深めていこうと思っています。
ハンス氏は、TED talkという一流の人々によるプレゼン動画チャンネルにも出ています。
このTED talkというチャンネル、英語学習にも最適です!
↑「ファクトフルネス」と同じ翻訳家の関 美和さんによる本です。
英語ができない私をせめないで!/小栗 左多里
図書館にて拝借。
「ダーリンは外国人」でお馴染みの小栗さんが、あの手この手の色々なツールで英語を習得しようとするエッセイです。
最近は減ってきたけど、確かに以前は欧米人だからというだけで上から目線だったり、
ガールハント目的な英会話講師って多かったと思います。
今は英会話教室もオンラインに偏ってきてるし、そんな機会も減ってきているのではないかと思いますが。。。
そういえば、最近NOVAのレッスン受けてないです。
でもポイントがある日火がついたようにレッスンを消化していくのが長年の私のスタンスなので、退会する気はないです。
またやる気がでたり追い込まれたらがー--っと受講するでしょう。
今私の一番の英語のモチベーションは、少しでも多く、
いえ、最終的には完璧に洋書を読みこなせるようになること!!
これを目標にしたほうが楽しいし、読んだ知識がダイレクトに自分の肥やしになるからです。
読んでて面白かったのが、語呂合わせ単語暗記法。
「ひどい飼い主に尾を振る(awful)犬」に対して
「M犬。」
と、ばっつり切り捨てる小栗さんのコメント。
通勤電車の中で読んでたのに思わず「ブッ。。。」と吹き出してしまいました。
そういえば、読書を始めた頃は電車の中で周りにどう見られているか気にしていましたが(特に洋書を読んでいる時)、
最近は前より本の世界に没入してしまい、周囲が気にならなくなってきました。
いい変化だと思っています。
この本は15年ほど前に出版されたものなのでちと情報が古いですが、他におすすめされてた英語本があるので載せておきます。
そういえば「スピード・ラーニング」ってはやりましたけど、今全然聞かなくなっちゃいましたね。
教材としてはちゃんとしていると思います。
今メルカリなどで全巻2000円しないくらいでたたき売りされています。。。