最近はだいぶ洋書にも慣れ、読解力はともかく読み通すペースと量は上がってきています。
そしてこの冬もコロナによるまんえん防止のためか、仕事量も減って(そもそも例年シーズンオフの時期)暇になってきたので、
繁忙期に放置していたNOVAのレッスンを再開してみることにしました。
久々のレッスンなので少しレベルを落として受講しているのですが、読むことはできているけれど・・・
あれれ?
何だか前より理解力が落ちているような???
難しく感じてしまいました。
洋書を読めば理解力も上がるという説は嘘なのだろうか・・・?
いやいや、そう結論づけるにはまだ時期尚早な気がする。
何より楽しんで読めているのだから、それがいちばん。
あまりレベルに固執し過ぎると楽しんで読書ができない
ので、
とにかく漫画でもファンタジー小説でも、自分の好きな物を読んで続けていくことのが大事なのではと思います。
しかも読書を続けていくとわからない点が出てきます。
それについて調べる→わかる→またそれが本の中に出てくる→再インプットができその知識がなじんでくる→身につく
読書によってそういうことができるのだと思います、これは英語でも日本語でもそう。
そして洋書に関しては、それぞれの本で頻発する単語が出てきます。
例えば「the Pillow Book」ではcoutiers(臣下)、「赤毛のアン」ではasylum(孤児院)など。
読み進めていく内にその単語が身についていきます。
もっと内容を理解したいから、読後に調べる。
また読み進めていく。
身につく。
NOVAのレッスンや勉強中にわからないことが出来る→初心に戻って調べる→それがたまたま読んでいる洋書で使われていることがある→自分の頭になじんでくる→身につく。
色んなものの相乗効果。
ぐーるぐる。
その繰り返し。
よく英語初心者の方に
「英語教えて」
といわれ、少しだけレッスンしたりしたのですが、
多くの人は大体1,2度でレッスンに飽きてしまい続けなくなります。
もぐらたたきじゃないけれど、英語の勉強はわからない所を何度もしらみつぶしに探して経験値を上げていく、
これに尽きると思います。
ただ、洋書の通読に関してはわからないところで一つ一つ立ち止まって調べてはいけない
と、よく言われています。
なぜなら全体の流れをつかむという経験値が上がらなくなってしまうし、何より1冊の本を読み切ることができずに挫折してしまう可能性大だからです。
これは私も「思い出のマーニー」の精読に5年もかかった経緯があり、痛感しています。
えっちらおっちらのんびり1単語ずつ訳しながら読むと途中で飽きたり、その間に仕事が忙しくなったり別にやることができたりすると、
すぐに読書がそっちのけになってしまうのです。
だって、日本語での読書だって一字一句すみからすみまで理解して読んでいる訳ではありませんし。