今回は本当にどうでもいい話なので、もっと別の事に時間を使いましょう。
艶女(アデージョ)。
コレは何処かの雑誌の造語。
意味は調べたら出てくると思う。
そんなこんなで、最近凄い番組を見ました。
関西では木曜の深夜3時くらいにやってます。
『妄想姉妹 ~文學という名のもとに~』って番組。
私が珍しくドラマに見入っております。
まぁ、簡単に言ったら、亡くなった父の書斎で毎回異なった文学作品を見つけ、その作品を現代風にアレンジして自身に投影させていくという物語。
たまたま見た時に驚きました。
この番組は凄いわ。
こないだの坂口安吾の『白痴』も凄かった。
何が凄いかは見たら分かります。
それにしても、深夜とは言え、白痴なんて言葉使っていいのでしょうか?
まぁ、作品の性質上しかたないですけどね。
ちなみに、第5話の高村光太郎の『智恵子抄』なんか、cali≠gariの東京病で使われてるしね。
誰かの言葉では“東京に空が無いといふ”なんてね・・・
東京病は名曲です。
とりあえず、夢野久作ファンの私は11話の瓶詰地獄が楽しみです。
しかも、2,3度読むごとに違和感が出てくる。
今でもどの答えが正しいのか分からない。
まぁ、5分くらいで読める短編小説なので、青空文庫ででも読んでください。
そして、この番組でなんといっても吉瀬さんが凄い良いわー!
この人こそが艶女(アデージョ)だと思う。
間違いなくカッコイイ。
やっと少しだけ文学が理解できるようになった気がする。
ちょっと大人になった気分。
と言う訳で、公式ページで放送終了分は無料で見れるので、見てみて下さい。
正直、地上波ギリギリだと思う。
それでは