よく,真にクリエイティブであることを指して0から1にするという表現が使われる.
逆に諸々のそうでないものを指して1から10にすると表現されたりする.

でも,これ的を得ているようで実は全然的外れじゃね?と思ったりした.

例えば画期的なアイデアだって,もとをたどればそれを考えた人間が
"こういうのあったら便利だな"
と,なんとなしに思いついたって場合が大半なわけで.
それは当然ながら
その人間の日常的な経験に基づいたものであるはず.

文学だって,リアルに描写された心象風景なんてのは,
作家の経験や感情に基づいたものなはず.

技術的なものにしたって,
良質なコードはセオリーとされるメソッドに基づくはずだし,
当然個々のエンジニアの思想が反映される.

そもそも現状でのこの世界においては物理的に0から1になることは保存則が許さない.
この考え方はユニットをエントロピーみたいなものとして捉えてるってこと?
それずれてないですか?
てか人間そんなすごくないでしょ.

どちらかといえば,化合物を作る感覚に近いんじゃないかな,と思う.

感情とか本能的なものが元素で,経験が分子.
知識は他の人が作った化合物.
そういうのを組み合わせて,自分の中で化学反応が起きて,
それが今までにないものであればそれが創造物と呼ばれる.


これからは,何かアウトプットしたいときは
それから一度インプットをしたほうがいいのかもしれないな.
と感じて一晩中情報収集をした後の朝.
これがただの逃避に対する言い訳でないことを祈る.