自戒と反省をこめて.


携帯電話やコンビニは便利です.
しかし,無くても生きていくには困らないはずです.

実際,ほんの十数年前には携帯電話を持っている人は少なかった.

そこで,携帯電話を知らない人に対して,
"こんな道具がある"
"非常に便利だ"
と薦めた場合,そのリアクションは真っ二つに分かれます.


"ほうほう,よくはわからないが,試してみよう(あるいは,もっと詳しく教えてほしい)"

"よくわからないよ.そんな物なくても生きていけるからいいよ."


前者はおそらく携帯電話の使い方をすぐにマスターし,
さらに教えずともメールやインターネットまで使いこなすようになるでしょう.
そして推薦者の前に再び訪れ,
"おサイフ機能を使うにはどうしたらいいんだ?"
と尋ねるのではないでしょうか.

後者はおそらく携帯電話の存在すら忘れ,
やがて周囲の大多数の人間が携帯電話を持つようになってその話を思い出し
推薦者の前に再び訪れ,
"携帯電話の使い方を教えてほしい"
と請い,メールからインターネットまでやり方を尋ねるのではないでしょうか.


さらに前者は,
"インターネットでこんな便利なサービスを見つけた"
などと推薦者に良いフィードバックを還元してくれる場合が多く,

後者は推薦者が別の機会に便利なものを紹介したとしても,同じことを繰り返す場合が多い.


これは個人的な経験則に過ぎず,統計的な裏付けなどはありません.
また,当然ながら個々人で興味を抱く対象も異なるため,紹介されたものによる,という側面も持っています.


しかし一方で紹介者の立場に立ってみれば,
"相手にとって有用である"と判断したために紹介するのです(あくまで紹介者が善意の場合ですが).
考古学を学ぶ学生に,プログラミングの教科書を薦める人はあまりいません.

何よりも重要なことは,"やってみないとわからない"ということ.
そして大切なことは,"知らないから教えてほしい"と言えること.


いろいろなことに食いつく人間ほど,能力も高く,またそうでない人間に比べ稼動時間も長い.


自分は他の人間が与えてくれたチャンスを捉えることができているのだろうか?
自分は他の人間にチャンスを与えることができているだろうか?



自戒と反省をこめて.
僕は真摯に食いついていける人間になろうと思う.