IBの試練 | イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスのこと。
こどもたちのこと。
シンガポールのこと。
教育のこと。
インターナショナルスクールのはなし。
イギリス現地校のはなし。
時々柴犬のこと。

日本はまだまだ現金のひとも多いけど、

イギリスをはじめ海外では、

もうほとんど現金は使わない。

 

すべてデビットカードでピっで決済。

 

5年ぶりに戻ってきたら、

鉄道やバスもデビットカードやクレジットカードをピッとして乗降り。

Suicaに当たるオイスターカードももはや必要ない。

小さな店も、

学校もPTAも

スモールビジネスで手作りネックレスを販売してる友人も、

カード決済可能。

 

なので、おねえちゃんにも口座を作り、デビットカードを持たせる。

お小遣いもそこへ入金。

 

海外ではよくやられる、「シークレットサンタ」という冬休み前のイベント。

くじなどで引いた相手に、相手が欲しいプレゼントをあげる、

誰からかはわからない、というものだけど、

それぞれの欲しいものは、アマゾンでピックアップされたリストの中から選ぶ、という、

シークレットサンタもデジタル化。

 

 

おねえちゃんのインターの面談は全教科の先生と話せる。

システムで予約して、時間になるとつながって制限時間の5分になると自動的に切れる。

初年度でもあるし全先生と話した。

よくやってるおねえちゃんは、どれも高評価なのだけれど、

特に、Physicsの先生がTop of topだと絶賛で、

年明けからどっかの大学から先生が来て、宇宙に関する研究会が始まるからぜひ参加したらいいよ、

と、まさかの物理ガール。

え?そうだったの??とびっくりで、帰ってきておねえちゃんに言ったら本人も驚いてた。

もう一つ、Japaneseも論理がしっかりしてて、素晴らしいと絶賛。

日本語も?

いがい。

 

 

各教科から膨大な宿題が出るIB。

まだ、高一だけど、全てがエッセイや考察なので、簡単にいく宿題でない。

みんなヒーヒー言っている。

 

英語の「ライ麦畑でつかまえて」のまとめでは、

主人公のDepressionがどう描かれているか、それを作者がどう扱っているか、

論ずる。

 

体育では、自分の体力や筋力の向上に何をしたらよいか計画をたて、それがどう上手く行ったか行かなかったかをまとめる。

おねえちゃんは、持久力向上のため毎日30分走ると定めている。

 

 

大変だ。

 

 

そもそも、どれも手を抜かない抜けないおねえちゃん。

毎日ブーブー言いながらも完璧にこなす。

「日本の学校に戻りたい?」

と聞くと、それはNoだった。

 

 

もうすぐ、冬休みだけど、休み明けに試験があるんだって。

しかも、日本みたいに教科書のここからここまで、みたいなのでないから、勉強の仕方が難しい。

初めてだし。

 

無事終わりますように。

 

 

 帰ってくるなり、エッセイの続きを書くおねえちゃん。