日本はまだまだ現金のひとも多いけど、
イギリスをはじめ海外では、
もうほとんど現金は使わない。
すべてデビットカードでピっで決済。
5年ぶりに戻ってきたら、
鉄道やバスもデビットカードやクレジットカードをピッとして乗降り。
Suicaに当たるオイスターカードももはや必要ない。
小さな店も、
学校もPTAも
スモールビジネスで手作りネックレスを販売してる友人も、
カード決済可能。
なので、おねえちゃんにも口座を作り、デビットカードを持たせる。
お小遣いもそこへ入金。
海外ではよくやられる、「シークレットサンタ」という冬休み前のイベント。
くじなどで引いた相手に、相手が欲しいプレゼントをあげる、
誰からかはわからない、というものだけど、
それぞれの欲しいものは、アマゾンでピックアップされたリストの中から選ぶ、という、
シークレットサンタもデジタル化。
おねえちゃんのインターの面談は全教科の先生と話せる。
システムで予約して、時間になるとつながって制限時間の5分になると自動的に切れる。
初年度でもあるし全先生と話した。
よくやってるおねえちゃんは、どれも高評価なのだけれど、
特に、Physicsの先生がTop of topだと絶賛で、
年明けからどっかの大学から先生が来て、宇宙に関する研究会が始まるからぜひ参加したらいいよ、
と、まさかの物理ガール。
え?そうだったの??とびっくりで、帰ってきておねえちゃんに言ったら本人も驚いてた。
もう一つ、Japaneseも論理がしっかりしてて、素晴らしいと絶賛。
日本語も?
いがい。
各教科から膨大な宿題が出るIB。
まだ、高一だけど、全てがエッセイや考察なので、簡単にいく宿題でない。
みんなヒーヒー言っている。
英語の「ライ麦畑でつかまえて」のまとめでは、
主人公のDepressionがどう描かれているか、それを作者がどう扱っているか、
論ずる。
体育では、自分の体力や筋力の向上に何をしたらよいか計画をたて、それがどう上手く行ったか行かなかったかをまとめる。
おねえちゃんは、持久力向上のため毎日30分走ると定めている。
大変だ。
そもそも、どれも手を抜かない抜けないおねえちゃん。
毎日ブーブー言いながらも完璧にこなす。
「日本の学校に戻りたい?」
と聞くと、それはNoだった。
もうすぐ、冬休みだけど、休み明けに試験があるんだって。
しかも、日本みたいに教科書のここからここまで、みたいなのでないから、勉強の仕方が難しい。
初めてだし。
無事終わりますように。
帰ってくるなり、エッセイの続きを書くおねえちゃん。