おとうとくんのハーフターム | イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスのこと。
こどもたちのこと。
シンガポールのこと。
教育のこと。
インターナショナルスクールのはなし。
イギリス現地校のはなし。
時々柴犬のこと。

 

おねえちゃんは学校が始まり、

1週間ずれているおとうとくんと再びのふたり生活。

 

遅くまで起きてゲームやYouTubeをしている。

起きてくると、とにかくうるさい。

動きが雑で急で、バタバタうるさいし、

変に機嫌が良くて、あまり意味のないことをずっと言っていたりしてうるさいし、

自分の大好きな、飛行機や戦いの話しが急に始まって、ほとんど頭に入って来てな(聞いてな)くてもかまわずしゃべり続けるし、

 

とにかく、とにかく、とにかく、うるさいので朝もなるべく起こさないでおいてしまう。

 

 

「好き」があることは一番尊いということ、

何かに熱中できるということは、これからの時代生きていく上で一番大事だということ、

それがゲームであるなら、それも尊重しようということ、

 

を夫婦で確認し合っていて、

もう12歳だし、基本的に口出しはしていない。

自身完全なる放任で育ったとっとは、特に、介入しないことに全く抵抗がない。

そうではない、母親わたしは、気になることもあるけれど、

言ってもケンカになるだけで、

今は、基本何も構わないことにしている。

 

しかし、それでも、毎日、すぐにケンカになる。

 

 

本だけは毎日読むように、

とか

トレーニングしてるのか、

とか

折々、トットが確認を入れているけれど、とっとはそんなに強制的には言いつけない。

 

男の子は、本当に、わからない。

 

 

会話もうまく成立しない感じがつらい。

体も少しずつ大きくなって、

口まわりがうっすら濃くなってきて、

だけど、精神はまだまだ子供のおとうとくんは、

しきりに一緒に寝たがり、

一緒にお風呂に入りたがり、

抱きついて甘えてくるのが、もう、どうも「かわいいねー」とはなれず、

私の方が先に卒業してしまったみたい。

 

ずっと部屋で、何やらやってるおとうとくんだけど、

知識量はかなりのもので、

一緒にチャーチルの映画見たり、スペースXのドキュメンタリー見たりしながら、

色々尋ねると、大体答える。

わからないと、その場ですぐ「Hey Siri」と言って聞いている。

知識量から察すると、ただ、遊びのばかりやっている訳でもないよう。

 

第二便がまだで、まだ仮のこの部屋にずっといる。


一つ、新しいことをするために、

とっとがYouTubeを始めてみるように提案。

なんだかんだと言い訳してぐずぐずしてたけど、

やるとなったら早くって、あっという間に第一動画を投稿。

投稿と同時に1Viewが付いて、晴れてYouTubeデビュー。

本人は出演しない、PS5でやっているAce Combatというゲームを上げるだけなのだけど、

それでも、そこまでの速さはさすが現代っ子。

その最初の投稿は現在18view。

そういう世界には、同じ興味の人々がいるのだ。

動画を上げるために、ゲームの難易度を上げて、完璧に遂行できるまで何度もチャレンジしているらしい。

さらに英語だからなおさら裾野は広い。

 

 

 

ハーフターム前、学校から、

ハーフターム明けて、11月の2週間、休まず遅刻せず登校した生徒は、「ワールドカップのイングランド初戦を学校のTheatreで見られる」賞があるから、サポート頼みます、

というメールが来た。

 

え?

そんなに出席率悪いの?

 

イギリスは、病欠以外レジャー等で学校を休むと罰金という制度が導入されてる。

やっぱり、それでも、休んでる子が多いんだろうか。

おとうとくんに聞いても、(男子らしく)イマイチ判然としない返事。

 

 

 

学校で使われる電卓。

日本のように暗算や筆算はしない、できない、ので、

電卓は必須アイテム。

しかも、かなり複雑な電卓で、

我が子はふたりとも使いこなせていない。

使いこなすくらいなら、手計算したほうが早い、そこら辺りは日本人。

 



おとうとくんもあと3日。

そうして、私も、あと3日。

 

 

 

Sainsbury’sのシュークリーム。

M&Sにも似たようなのがあったけど、どちらも、

クリームに味がない。

全体的に甘さは控えめだけど、シューだけが甘く、クリームにはほとんどゼロシュガー。

なんで、こうなるの。。。と、おねえちゃんと落胆する横で、

全くそんなことは気がつかないとっととおとうとくん。