昨夜19時から公民館で『まちづくり』についての説明会があるというので参加した。
玄関ホールには猪谷千春さんの写真…
そういえばラジオの情報番組で猪谷千春さんの奥様にインタビューした事があった。
(お元気かしら?)
10年暮らしていても公民館には縁がなく、
初めて中に入ったが
建物の内装がイメージと違うのに驚いた。
この地に越してきた頃は、もっとレトロな雰囲気の建物だったように思ったが、
改築して近代的になり、
残念な事に私の好きなレトロ感や情緒感はどこにも感じられない…
肝心の『まちづくり』説明会は2階のホールで開かれた。
「前の方にお座りください」
と案内されて、1列目のステージ正面に座る…
周りを見渡すと、
主催する市の職員約10名に対し、私を含む参加者は、わずか5名…
(ホールじゃなくても会議室でよかったんじゃないかな…)
19時ぴったりに開始、広いホールに職員の声が響き渡る。
ステージの下手奥にグランドピアノが見えた…
20時までの60分間、職員による資料の説明。
『まちづくり』に関してとあったが、
内容は「土地利用に関しての市の方向性」を示すものだった。
要約すると、
『コンパクトシティを目指しているが現状ではスプロール化が進んでいる』
『このままでは15年後のインフラ維持費負担増は現状の3倍近くになる』
…なので、
家を建てるときはコンパクトシティ構想に合うような土地利用を考えて欲しいってことかな?
何だろう…このガッカリ感は。
これから新築を考える人や地主向けの説明会だったの?
黙って帰ろうと思ったが、質疑応答があると言うので訊いてみた。
「土地利用を考えると同時に空き家対策も考えなくてはならないのではないか?
もっと地域の実情に合わせた具体的な提案をして欲しい」
そう言うと、予想通りの答えが返ってきた。
「空き家対策の担当者が来ていないので答えられない、今日は今後の市の土地利用の方向性を示すビジョンの説明会なので」
…とのこと。
残念だなぁ。
20年前、都市計画審議会の委員を頼まれてやっていた時、
当時の計画が、街のニーズに合っていない事に強い違和感を持ち
「現状に合っていないのでは?」
と発言すると
委員長である某大学の先生から
「なに言ってるんですか、都市計画は20年前の計画に基づいて行うものなんですよ!そんな事も知らないんですか⁉︎」
と一喝された事があった。
行政の方針は、あの頃と変わらないんだ。
こんな『まちづくり』の方針は今の時代には合わない、
のんびりし過ぎている。
『計画』には、柔軟性と迅速性が必要だ。


