中学の同級生と居酒屋で
それぞれの家での教育について語った。
わし以外は、親から言われてきた
心に残る言葉があるらしかった。

わしは
無かった。

そこで、実家帰ったら
親に聞くことになり
昨日、マイマザーに聞いた。

すると
何も無しとのこと。笑
ただ、親父は言葉じゃなく
行動で見せてきたんじゃねーか?
ということだった。

自分のなかで
思い返すと
二人から特にあーだこーだ言われたり
無かったけど
一つだけ感じたことがある。

それは
めちゃめちゃ
信じてくれてること。
今までの人生振り返っても
高校、大学、転職に対して
何一つ干渉してこなかった。

その気付きを告げると
マイマザーは
全て子供の責任。
自分の人生だから
やりたいようにやらせたとのこと。

信頼されてる感をビンビンに感じて
わしは何にでも根拠のない自信を
持つようになったのかと
気付けた。
息子、娘を全身全霊で信じることに決めた。

昔、親父がいないとこで
マイマザーは親父を誉めてた。
『マジでいいやつ。あいつを悪くいう奴はこの世にいねぇ。』
わしは、弱いから言えないのを
優しさと勘違いされてんじゃね?
とか思ってた。

でも、その言葉の意味が
今日なんとなくわかった。

親父は、いろんな役員をお願いされたり
いつの間にか、スポ少のコーチやってたり
お願いされることが耐えなかった。
ただのお願いじゃなく
あなたにやってほしい!とのこと。

ははーん
断れない人か程度に思った。
けどそれは違うなと思った。

長男が生まれて
めちゃめちゃ服をもらい
めちゃめちゃおもちゃを
親父が会社の人からもらってきた。

アンパンマンの滑り台とか
カーズの乗れる車のおもちゃとか
とにかくいっぱい。
服もおもちゃも買う必要がないレベル。

会社の人って聞いてたから
同僚とかからもらったのかなと
思っていたが違った。

会社の人の正体は
清掃のおばちゃん
だったことを知った。

わしは
清掃のおばちゃんと
そんな仲になる自信はない。
あいさつ以上のコミュニケーションはしない。

いただくおもちゃと服を見て
おばちゃんが親父の役に立てたらって
思いがすごく伝わった。
そのくらいの量。

越えられねーって思ったのと
人として尊敬できるなって思った。
この両親から生まれて良かったって思えた。

これも里帰りのおかげかな?